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平成14年第1回定例会(第4号 3月 7日)

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  1. 城陽市議会 2002-03-07
    平成14年第1回定例会(第4号 3月 7日)


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    平成14年第1回定例会(第4号 3月 7日) 平成14年       城陽市議会定例会会議録第4号 第 1 回      平成14年3月7日(木曜)午前10時00分開議   〇出席議員(26名)  大  西  吉  文  議員  畑  中  完  仁  議員  岡  本  菊  夫  議員  飯  田     薫  議員  若  山  憲  子  議員  矢  口  雅  章  議員  吉  野     鴻  議員  安  村     治  議員  野  村  修  三  議員  宮  園  昌  美  議員  八  島  フジヱ   議員  北  尾     茂  議員
     妹  尾  茂  治  議員  奥  村     守  議員  語  堂  辰  文  議員  山  本  俶  子  議員  西  村     満  議員  宇  治  タカ子   議員  千  古     勇  議員  鈴  木  規  之  議員  内  田     茂  議員  山  崎     稔  議員  南  村  竹  夫  議員  梅  原  一  六  議員  本  城  隆  志  議員  松  永  忠  夫  議員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局  樋  口  治  夫  局長  岩  見     繁  次長  辻  河  行  雄  課長補佐              議事調査係長事務取扱  茶  木  三樹子   主事  涌  井  憲  政  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  橋  本  昭  男  市長  栗  栖  俊  次  助役  畑  中  雅  弘  収入役  西  村  邦  彦  教育長職務代理者              教育部長              歴史民俗資料館長事務取扱  伊  庭  満  雄  公営企業管理者  柏  本  光  司  市長公室長  坂  上     馨  総務部長              電算情報課長事務取扱  辻     文  明  市民経済部長  岩  井     広  福祉保健部長              福祉事務所長  狩  野  雅  史  都市整備部長  中  嶋  忠  男  消防長  北  村  光  生  上下水道部長              工務課長事務取扱  西  尾  雅  之  教育部参事  有  川  利  彦  市長公室次長              政策調整課長事務取扱  大  北  康  人  総務部次長              税務課長事務取扱  本  城  秋  男  総務部次長              財政課長事務取扱  木  村  孝  晴  市民経済部次長  堀  内     正  市民経済部次長              環境交通課長事務取扱  村  田  好  隆  福祉保健部次長              福祉事務所次長              福祉課長事務取扱  長  村  隆  司  福祉保健部次長              福祉事務所次長  西  川  寿  一  都市整備部次長              庶務課長事務取扱  水  野  幸  一  教育部次長              生涯学習推進課長事務取扱  北  岡  信  三  教育部次長              学校総務課長事務取扱  岡     博  志  学校給食センター所長  小  出     豊  農業委員会事務局長 〇議事日程(第4号) 平成14年3月7日(木曜)午前10時00分開議  第1        一 般 質 問             (1) 内 田   茂 議員  4項目             (2) 語 堂 辰 文 議員  2項目             (3) 大 西 吉 文 議員  2項目             (4) 本 城 隆 志 議員  1項目             (5) 妹 尾 茂 治 議員  1項目             (6) 山 本 俶 子 議員  1項目             (7) 若 山 憲 子 議員  1項目 〇会議に付した事件  日程第1(1)から(4)まで。      ─────────────────────── ○梅原一六議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は26名でございます。  これより平成14年第1回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ─────────────────────── ○梅原一六議長  日程第1、一般質問を行います。  順次発言願います。  内田茂議員。 ○内田茂議員  〔登壇〕 おはようございます。  きょう朝一番に隣のお寺へ用事があって参りましたら、彼岸桜が美しく咲いておりました。いよいよ春だなという感じで、朝一番に登壇させていただきましてありがとうございます。  まず、質問に先立ち、一言申し上げることにお許しをいただきたいと思います。  去る日、議会事務局より清水喜代司氏の訃報の通知が届きました。元議員清水喜代司氏は、昭和46年より6期24年間の長きにわたり、本市発展並びに市民福祉に大変ご苦労されてまいりました。私どもこの議場において、立場は違っても、ともに頑張ってきた者として、敬意とともに、ご冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。  それでは、質問に入りたいと思います。  常日ごろ、いつもまじめに原稿を夜したためておりますが、どうも後の方になりますと、前段で議員さんの質問が既に出ておりますので、この原稿は皆没にしなければいけないということで、いささか横着ではございますが原稿をつくっておりませんので、お見苦しい点があろうかと思いますし、またいろいろ支離滅裂、飛び飛びになるかもわかりませんが、お許しをいただきたいと思います。  今回たくさん市長方針の中で考えておりましたが、幸い予算委員でもございますし、ある面では予算委員会で質問を申し上げたいと思いますので、4点に絞って質問を続けていきたいと思います。  まず、環境問題でございますが、市長の方針の中で水問題の話も出ておりました。これは城陽市にとっては財産ということで、大事にしていかなくてはいけないというようなことも出ておりました。私は過日、水問題について取り上げをさせていただきました。  ご案内のとおり、城陽市の水は世界で2番目ということを言われておりました。島市政時代に、モンブランの水が世界一やと、城陽の水は世界で2番目やというふうに、市長、胸を張っておっしゃっておりました。そういうランクは別として、城陽の水は大変いい水だということが定評でございますし、既に皆さん方、もうその水をお飲みになってお感じになっているだろうと思います。この大きな財産をいつまでも守っていかなくてはならないというふうに感じるわけでございますが、現状を見てみますと、この水を商品化して利益につなげている企業、あるいは山では砂利を洗うために地下水をくみ上げている、あるいは工業地域の中で水を資本として営業を続けている例えば染色工場、あるいはその他の企業がございます。やたらに水を使っております。一定の水も資源の1つとして限度があると思います。市長が申し上げているとおり、いつまでも大事にしておかなくてはならないというところから、これはやはりそういったことも考えていかないかん。さりとて、今申し上げているとおり、水をもとにして利益を上げている工業者に一切水を使うてはならないということには難しい問題があると思います。しかしながら、こういった形で大きな利益を上げている企業に対して、せめて水を使った場合に、いろんな形の中で、やはりこれはある程度のものをかけていかなくてはならないというふうに思います。大変このことについては難しい要素もあろうかと思いますが、ひとつご検討いただきまして、市の方にそういった形の中では潤いのある形を整え、そして市民がお使いになっている水、この水の値上げはおろか、少なくとも値下げというぐらいな考え方を持ってと同時に、資源を大切にしていくというようなことを早晩考えていっていただきたいというふうに思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。  次に、快適、安全問題でございますが、もう既にこの問題については昨日安村議員さんもお話がありましたし、あるいは奥村議員さんにも出ていたように思います。私は特に、建設計画審議会の中でマスタープランが出ておりました。その中で都市計画道路も出ておりました。絵にかいたぼたもちやなしに、やはり都市計画道路というのは前向きに進めていっていただきたいというふうに思います。いよいよそういったことで進めるとするなれば、その手法。思い起こせば56年であったと思います。特に北城陽線、猛烈な住民の反対がありました。私も反対のその一人でございました。しかしその後、今の状況を見たら、やっぱり都市計画道路の必要性、もう皆さん方がご認識いただいていると思います。もうやらなくてはならないような時期が来ているのじゃなかろうかというふうに思います。ところが、既に市長の方から、あの問題についてはよく存じ上げております、あの道路の改良については積極的に取り組みたいと、こういったようなご発言がこの席で出ております。しかし市長の考え方は、現在の府道が大変危険な道路であると。これは抜本的な解決を図っていきたい。これは京都府の方へ話を持っていって何とかしていきたい。このことについてはそのとおりだというふうに感じますが、あの道路は都市計画道路でございますので、やっぱりそれを前提として考えていかなくてはならないというふうに思います。既に安村議員からお話がありましたように、山田屋前で過日事故が起こっております。あの状況を見れば、事故が起こらないという方が不思議なぐらいでございます。市長は幸いといいますか、自宅がその道を通っていかなくてはならない方でございますので、その状況は365日目を通していただいているはずでございますので、そういったような事故が起こる可能性の大のところをよく考えていただくと同時に、あの道の抜本的な解決を図っていただきたい。  そこで、都市計画道路でございますので、当時は手法が悪かったと思います。と申し上げますのは、この道路を広げるので、商店の皆さん方はそこをのいてほしいというようなニュアンスでお話がありました。住民としては、反対の皆さん方はビラでそういったことも書いて流しておられます。これは私は大変酷なことだと思います。  きょうまで何回となく申し上げてきましたが、久津川周辺の商売人さんは、当時奈良電で久津川に降りられる方は10名か15名のお客様であったわけです。その時代から営々として営業なさって、今になってやっと人口もふえ、乗降客もそれ相当にふえてきた。やっと商いになるときに、この店をどこかへ行ってくれとかいうような手法では、私は、「はい、そうですか。じゃ、よそへ行きますわ」ということにはならない。つまり、問題は、当初の手法が悪かったというところに問題があったように思います。したがって、やっぱり地域の問題として今後は都市計画道路皆さん方にご理解いただくために、この手法を大事にしなくてはいけないというところからお尋ねしたいのは、どの時期に、どういう形で、どういうふうに積極的に取り組まれるかということをお聞かせいただきたいと思います。  もう1つ、次の問題でございますが、健やかな心身、豊かな文化問題、これは表題でございますが、私は特に文化パルク城陽の運営内容について、いささか質問したいと思います。これも過日申し上げました。  実は、きょう、参考に2つのビラを持ってきております。皆さん方のご家庭でもごらんになったと思いますが、この大きなビラでございます。大バーゲン、会場が文化パルク城陽。これはスポーツの服でございます。これの安売り。一概に安売りというのはいわゆる消費者にとってはうれしいニュースなんです。でも、僕は文化パルク城陽は、こういった形で他市町村、特に遠方の業者から文パルの会場で安売りをさすという、こういうことに問題があるわけですね。市内でもやっぱりこういうスポーツウェアを販売しているところがたくさんあります。城陽の商店街ではミドリヤスポーツだとか、あるいはその他寺田にもたくさんあります。こういうものを消費者に安く、そして利口に買っていただいて利益を上げて生活するというのが城陽、そして城陽に税金を払うていくと、こういうのが皆さん方でございますが、ある日突然にこれを文化パルクで売られると、1着買うと、皆さん方ご案内のように、少なくとも子どもでも半年やそこらは着ますし、着てこなします。そうすると、半年あるいは1年近うは、その地元の商売屋で買わないということなんですね。そういう意味では、文化パルクでこういったようなものを販売をさすというところに問題がある。  また、いつかの時代には、こういうものじゃなしに、着物、あるいは家庭の家具、いろんなことをやっておりました。そのときに申し上げたんですが、何か考えていただかなくてはならないということで考えていただいたのは料金の設定、使用料の設定ですね。地元の人より高く取る。あるいは会場を借る申し入れを地元の人よりは早くから予約で申し込んでもらわないかん。こういうことを考えていただいた。結果どうですか。早くから申し込まなくても、ぎりぎりでも申し込めます。使い手が少ないから、会場の。これはむだに終わったわけですね。料金だけなんです。ところが、こういう手法で売ったら料金というのは関係ないわけですね。要は、この場で売ってこの場を去ったらそれでいいんやというような考え方なんですね。もっとね、やっぱり市民のための文化パルク城陽やから、市民のためになるような使い方をしていただきたい。  昨日、山崎議員さんが、地元の野菜を地元の皆さん方に安く新鮮をものを買っていただくために、そのためのいわゆる会場づくりをしていかないかんというような話が出ていました。例えばそういうものに使うとか、あるいは施設のバザーの会場としていろいろ利用するとか、そういうのにどんどん使うていただいたらいいと思うんですね。だけど、やっぱりこういうのは私は芳しくないと思う。市民は自分たちの払った税金で文パルを建てて、その文パルで自分たちの商売を邪魔されるということについてはものすごく抵抗があると思うんですね。そういう意味では考え方を変えてもらわないかん。こういうこと思うわけですね。
     いろんな形で、私は質問前に、皆さん方も同様でございますが、今度の質問はどんなことをされます、ちょっと聞かしてください。これは質問に対しての答えを的確に、かつ明瞭に、かつ皆さん方が納得していただけるために事前に部長なり課長なりがお聞きをしてお答えをするという、こういうことなので私は悪いとは思いませんけど、もう既に出しております。  そのときに話が出ておりましたのは、文化パルク城陽で例えばシネマ、映画ですね。例えば子ども向きだとか大人向きだとかの映画。これはちょうどジャスコでもやっていますね。あるいはアルプラの4階でもやっています。映画によっては並んでおります、子どもたちが。予約で、あすしか見られんというような状況もあるわけですね。そういったもので利用してですよ、無料とは言いません。よそよりか安く城陽の子どもたちが健全に楽しめるような事業をやって、そして収益を上げていって採算を合わしていくと、こういうことも使いようによってはあるわけです。したがって、こういうことで収入を追わずに、もっと利口な方法があるんじゃないか。これをお考えいただきたいと思いますが、その点についてひとつお聞かせいただきたい。  次に、観光協会の関係でございますが、一昨日奥村議員さんから既にご質問がございまして、それに対してのお答えをされておりますので、あえて申し上げることはないと思いますが、私なりに観光協会の問題について申し上げたいと思います。  奥村議員さんもなかなか勉強家でございますので、あらゆる新聞に目を通して、一昨日もおっしゃっておりました。僕は青谷の梅なんか、大変失礼な話ですが、これは失礼な言葉になるかもわかりませんけれども、和歌山へ行きますと見渡す限りの梅畑で、小高いところから見ていますと梅の花の色で満杯になっている。すごいものですね、和歌山は。そこから見ると、一生懸命やっておられるんですけど、規模的に大変手狭な感じがするので、いいとか悪いとかは別にして、寂しい感じがあったんですけれども、奥村議員さんがおっしゃったように、青谷の梅林というのは日本じゅうでは9番目、ベスト10に入っているという。これまた皆さん方もご案内のとおりですけど、このプラスワン。これね、日本経済新聞なんです。これに載っておるんですね。9番目ですわ。日本じゅうでですよ。1番が水戸市、2番が福岡天満宮。9番目に入っておる。これをずっと見てみますと、和歌山県の次なんです。私、冒頭に申し上げましたけど、和歌山いうたらちょっと小高いところがあって、それが梅だらけなんです。その和歌山県の次が城陽なんですよ。これを見て、うっと胸を張りました。何と立派やなあ。何でこんなものをもっともっと力を入れへんのやと、行政の方も、こう思います。日本じゅうの人がアンケートをとって9番目にランクされておるんですよ。恐らく城陽のお方はご存じないと思います。今回、こういったことを鑑みて文化協会をつくろうということを考えておられますし、私は大いにやっていただくと。梅だけじゃなしに、(発言する者あり)観光協会でやっていただきたい。  それで、申し上げたいのは、いずれ観光協会、まあまあ既に予算も組まれておりますけど、今現在、商工会議所で竹上さんが筆頭になってお考えいただいて頑張っていただいております。それで、観光協会の会員を募っておられます。大変ですよ、これ。城陽の観光協会を立派に推進するために会員を集めているんですよ、会費を集めて。間もなく総会があるんです。この総会で、集まった会費、市の方からの受ける補助金、すべて含めて予算を組まれるわけです。これね、企業、団体で67団体、会費は3万円です。大きいですよ、これ、3万円、会費。個人が5,000円、172名、賛助会員1,000円、94名、合計333件のもう既に会費が入っているわけです。これで事業をされるわけです。納めていない方は早いこと納めてくださいね。私は納めましたけどね。これで城陽の観光協会が発足するわけです。事業を組まれるわけです。貴重な市民の財産なんですよ、これは、会費は。そういう意味では、市の方もそれは補助金あるいは事業費として出されるわけなんですけれども、市民も企業、個人を含めてこれだけお金を出して、何とか城陽の観光協会が立派なものになるため、あるいは城陽が立派なまちになるために協力をされているわけです。このことを考えてもらわないかんですね。きょうまで余りにも力の入れ方が足らなんだ、こういうふうに思います。したがって、今後のお考え方、どういうふうにして観光協会を城陽の財産としてつくっていかれるかということをお聞かせいただきたい。  この場での質問についてはこの程度にさせていただきますが、あと、お答えについて質問を続けてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  私の方からまずお答えをさせていただきたいと思います。  まず1点目でございますが、道路問題でございます。この件につきまして当時の状況も含めてご指摘もあったわけでございます。  そこで、現在の都市計画道路につきまして若干申し上げますと、ご質問の中にもございましたように昭和56年3月に11路線、これの都市計画決定を行ったわけでございます。その後、第二名神自動車道などを加えまして現在16路線の都市計画決定を行っておりまして、その総延長は4万3,340メートル、このようになっているわけでございます。  それで、今日までの整備済みを申し上げますと、1万7,419メートルでございます。約40%の進捗でございます。現在、長池駅スタジアム公園線、東城陽線、寺田西富野線、さらには水主長池線、この4路線の整備を行っておりまして、都市計画道路の促進に努めているところでございます。  そこで、機会のあるごとに私の方は市民の皆さん方にお話をさせていただいておりますのは、現状、ご承知のとおり東西の路線が非常に弱いといったことで、次なる路線については、この東西路線を強化を図りたい、こういったことを申し上げております。それには、今ご質問ございましたように北城陽線もそうでございますし、塚本深谷線、こういったことを次の路線決定の中では視野に入れていくべきもの、このように考えておるわけでございます。  これらの路線につきましては、人家連檐地域の中での事業になるわけでございます。その事業実施となりますと、用地買収、それから家屋移転補償など多大な費用と時間を要するといったことで、一挙に進めていくことは難しいというふうに思っておるわけでございます。そこで、京都府に対しましては、この北城陽線と申しますのは府道の八幡城陽線でございますので、京都府に対しまして所要の整備を強く求めてきておるわけでございます。内田議員の方の質問は、当時と違って今はやはり道路の必要性を地域の方々も認識していただいておると、こういったお話をいただいたわけでございます。そういう状況の中で、私といたしましては京都府に対しまして、この北城陽線の早期の整備を強く要望をさせていただきたいというふうに思います。  しかしながら、現実は沿道に商店も多数ございます。それから、その商店の経営に与える影響、それから地域の生活圏に与える影響など、これは非常に大きいものがあるわけでございまして、従来型の沿道整備の方法ではなかなか進捗が図れないのではないかなあと、このように思っているところでございます。しかしながら、朝夕のラッシュに加えまして昼間も渋滞しているといったご質問もいただいておるわけでございますので、市といたしましては、この北城陽線については京都府の方で整備促進が早期に行えるよう、さらに強く求めてまいりたいというふうに思っております。  それで、そうお答えしますと若干後退するかもわかりませんが、なかなかそれに行く間、日々そういった日常の交通状況があるわけでございますので、決して都市計画道路の促進をおくらす意味じゃないわけでございますが、日々城陽市民がそういう状況にさらされているといったことに立って、当面、この府道八幡城陽線、久津川駅を中心といたしました部分の市民の安全対策をどう行うかにつきましても京都府と連携いたしまして検討を進めてまいりたい。このように思っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいというふうに思っております。  それから次に、私の方からは観光協会につきましてお答えをさせていただきたいと思います。  ご質問の中にもございましたとおり、観光協会につきましては、昨年の12月にその協会の設立に必要な予算をご可決いただいたわけでございます。現在のところ、この3月の23日でございますが、設立総会に向けまして、発起人の方々を中心に鋭意取り組んでいただいているところでございます。  本市の観光協会は、今日まで申し上げてきましたように、官民一体となって観光資源の掘り起こしなどを行い、市民参加型の協会とするため、法人、商店、事業者だけでなく、広く市民の皆さん方にも協会加入を呼びかけていただいているところでございます。いろいろ長引く不況も含めまして大変な困難な中ではあったわけでございますが、商工会議所皆さん方、さらには発起人の皆さん方のご努力をいただきまして、先ほど数字でお示しいただいたわけでございますが、企業、団体には67、それから若干数字が上がりまして、個人会員は175、賛助会員107、こういうことで349という状況にご努力いただいたわけでございます。  そこで、市といたしましてその協会に対する支援の状況でございますが、協会への補助金、これは委託金、既に14年度の予算に計上させていただいて、これからご審議を賜るわけでございます。その中では、一部、協会の独自事業につきましては補助率50というふうにいたしておるわけでございますが、基本的には100%の補助を行う内容といたしているところでございます。これは12月の補正の中でも私の方からお答えをさせていただいたわけでございますが、当面は市が積極的な支援をしなればならないと、このように思っておりますので、協会が自主独立に至るまでは市といたしましても積極的な支援をいたしてまいりたいというふうに思っております。観光協会と申しますのは、市の活性化、それから地域振興に果たす役割が非常に大きいと。そういった組織でございますので、今申しましたとおり、市といたしましても積極的な支援を行ってまいりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  私の方からは以上でございます。 ○梅原一六議長  柏本市長公室長。 ○柏本光司市長公室長  失礼いたします。  それでは、地下水関連ではございますが、その課題調整等についてのご質問ですので、私の方からご答弁をさせていただきます。  地下水利用に係ります課税負担等についてでございます。ご承知のとおり、地方分権一括法が平成12年4月に施行されまして、地方の課税自主権の尊重の観点から法定外普通税が、前で言いましたら自治大臣の許可制から事前協議制に緩和された、改められました。また、法定外目的税というのも新たに創設されたところでございます。  平成13年3月の定例会におきまして、地下水の保全を念頭に置いた上で、地下水を税源とした自主財源の確保が図れないかどうかにつきまして内田議員からご提案をいただいたところでございます。それに基づきまして、具体的には法定外目的税についての研究、調査等を行ってきたところでございます。  法定外目的税につきましては、地方自治体ごとの特別な財政事情に応ずることを目的として設けられるものでございます。これは総務大臣の同意を要するものでございます。また、その創設する法定外目的税につきましては、税源の所在とその確認の方法、また財政需要の有無がどうかと、いろいろとさまざまな角度からの検討が求められるものでございます。また、全国的なこのような目的税の国、総務省の同意状況も非常に厳しいところでございまして、現時点では、この新たな目的税の創設というのは困難であると認識いたしております。  しかしながら、一方では地下水の保全という立場から協力金方式で検討を行いまして、協力金を導入されている、実施されている自治体事例がございます。地下水採取者に対する負担金制度としましては、事例としましては神奈川県秦野市がございます。また、近隣では長岡京市に例がございます。いずれも対象、いわゆる協力金の負担対象を大口の20から30社に限定しておられまして、広域、全市域等を対象に幅広く協力を求めておられるというような自治体事例は、現状、ないところでございます。  ただ、最近、熊本県が、熊本地域で地下水を利用している企業や住民の方々などに負担を求める地下水保全協力金制度をスタートさせる計画であるということで聞いております。熊本県では地下水の減少が相当進んでおりまして、水源涵養域の保全へ向けた対策が急務と判断されて、この協力金制度のスタートを検討されているということでお聞きしております。  このような自治体の考え方といたしましては、地下水を活用した財源につきましては、法定外目的税とか、あるいは水道料金の上乗せなども一定手法としては考えられますが、これは強制的な手だてでございます。地下水保全という趣旨に賛同した企業、団体等に幅広く協力してもらう方式の方が望ましいのではないかという考え方が流れているのじゃないかというふうに感じました。  本市といたしましても、今日までの調査等で得ました情報や事例内容、また、その事例の底に流れております考え方等を参考にし判断していく必要があるというように考えます。また、こういう事例内容や、その考え方というものを参考にした検討をしていかなければならないというように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○梅原一六議長  西村教育長職務代理者。 ○西村邦彦教育長職務代理者  それでは、3点目の文化パルク城陽の運営内容につきましてご答弁をさせていただきます。  文化パルク城陽での市外業者によります物品販売の規制につきましては、市議会より、市内業者の保護並びに育成の立場から、市外業者による物品販売の排除の要請がございました。このため、平成10年の12月議会におきまして城陽市文化パルク城陽の設置及び管理に関する条例の一部改正を行いまして、京都南部都市広域行政圏外の業者の物品販売につきましては、市内商工業者保護の観点から、基本使用料の2倍から3倍に引き上げ、今日に至っているところでございます。物品販売の理由をもって使用を拒否したり、あるいは不当な差別的な取り扱いは法的には難しいところでありますが、営利目的の有無の確認、会社の概要、法人登記の写しの提出、他館での実績をあらわすビラやチラシ、あるいは他館でのトラブルの有無などを確認し、申請段階で誤解を招くことのないように、今後とも業者を指導してまいりたいというふうに思っております。  次に、他の方法での収益を上げることを考えるべきではないかというご指摘についてでありますが、文化パルク城陽の使用料の増収策につきましては、文化パルク城陽の立地条件と複合施設のメリットを生かして、府下の学校や、あるいは福祉施設等の文化・芸術に関する催しへの働きかけ、あるいはまた市民への利用促進、民間企業などにおきます利用拡大などがあげられるのではないかと思います。さらに余暇活動センター独自でのプラネタリウムウエディングなどの実施や自主事業充実などにより利用拡大を図っておりますが、今後とも、ご指摘あるいはご提案いただきまして、それらを踏まえまして、さらなる努力をしてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○梅原一六議長  内田議員。 ○内田茂議員  ご答弁いただいたんですが、いま一つかみ合うものがないような気がします。  まず道路関係ですが、実は先ほど申し上げたとおり、駅前の非常に危険な状況については、前市長のときの予算委員会か決算委員会のときに、西側の平井神社の周辺については一定安全を保つためと美観を保つために、一定の公園的なものをこしらえて、電車を降りた方についてはそこでふと心の休息をしていただいて、そして心静かに帰宅していただこうと、こういうことで、美しいものができ上がりました。これは1つには平井神社の氏子の皆さん方のご協力があればこそということで。  そうなりますと、今度は東側がかなりより目立ってくるということです。これを再三再四申し上げておりましたが、一向にらちがあかないということで、一定考え方として、西側が整備が完了すれば直ちに東側を着手するということの約束を前市長、大西前市長との話の中で出ておりました。私もそのことを期待しておりましたが、既に今日橋本市長にかわられたわけで、大西市長はその気は十分あっただろうと思います。しかし橋本市長にかわられた。行政というのはやっぱり継続性がございますので、当然やっぱりそのことを考えてもらわないかん。決して橋本市長はそんなことは考えてへんとは私は申し上げません。現実によくご案内のとおりでございますのでね。あの状況を見て、ひとつ今後命を失うような交通事故があれば、久津川地域の議員さんも含めて全部こういうことを指摘している中でそういったことが起これば大変なことだというふうに私は思いますので、少なくとも、都市計画道路16メーターを直ちにやれと言ったって、これは無理です。少なくとも今日そういうような状況のところを一日も早く解決をしていただきたい。じゃなかったら、私ども議員として地域のやっぱり安全確保のために何回となくそれぞれが申し上げております。にもかかわらずできない、できない上に命を失ったというようなことが出たときに、あなた方は何を考えているのやと、市長を初めということになりますので、何とか一日も早く解決していただきたい。  もう1つは、参考のために申し上げますが、全くあの業者は約束を守っておらない、こういうことなんです。あれができたときに地域の皆さん方、いろんな思いはあったんですよ。スーパーができることについては思いがあったけれど、それは度外視して、あれができるときに今日の危険な状態を想定して、前面については通学路を含めて道路に提供しますと、こういう約束事が城陽市の職員と一緒に三者で話し合いができておる。既に提供する部分は差し込み自由なポールの用意はしてあるんです。その上にカラー舗装してあるんです。グリーンかブルーか知りませんけれども、色を変えてある。この部分については地域に提供します、この部分については店舗の前として空地を空けておきますという約束ができておるんです。ちゃんとメモして今もおりますけど、西川職員が約束事を聞いておるんです。それがだんだん、だんだん、だんだんなし崩しに店舗を前へ張り出して、今では側溝の上まで自転車が並んでいるんです、側溝の上まで。歩く人、年寄りなんかはどこ歩くんです。少なくともあの府道は側溝の上が歩道になっておるんです、ラインが引かれて。その側溝の上まで自転車が出ておるんですよ。また、その自転車は即府道へ出ていくんですよ。そこへ車が通るんですよ。いつも申し上げているように、学童なんかはリュックサックが、リュックサックというか、ランリュックが自動車に当たっているんですよ。これは余りにも行政とともに話しした約束事を守らん過ぎるやないか、こういうことなんです。今でも残っておりますよ。そのことを再三再四担当の者が見に行っているはずです。ところが、その部分については市として買い上げておりませんので、お願いより仕方がないと思いますよ。しかし、お願い以前にそういう話し合いの中でできたものですので、やっぱりそこを強調してもらわんことには私は話が進まんと思うんです。ごらんいただいたらおわかりいただくように、ジュースの自動販売機が側溝の肩に置いてますわ、目いっぱいに。そういう状況の中では、やっぱり市民を守るという立場から積極的に進めてもらわんならん。こういうふうに思いますので、この点については前市長もそういうふうに申し上げおりましたので、行政の継続ということで、ひとつ努力をしていただくようにお願いいたしたいと思います、早急に。  もう1つは都市計画道路でございますが、これはよっぽど思い切ったことをやらんことには計画どおりにはいかないと思いますよ。1つには、今の張りついている商売人さんが、道路が広がってもそのままで、その場所で、あの前面で商売ができるようなことを考えないかん。じゃ、どうしたらいいのか。大変申しわけない話ですけども、商売人さんはよそへ行かすわけにいかへん、道は広げんならんということになりますと、そのご商売人さんの奥行きにもよりますけれども、奥行きがない場合には次の家を何とか話しして商店をぐっと広げるという、こういうことを考えんことには道路は広がらない。そういう考え方が1つ。しかし、あの辺は全部旧村でございますので、そう簡単に「はい、さよか、ほなよそへ行きますわ」ということにはならんと思うけれども、これはやっぱり皆さん方の努力と理解と協力です。そういうことを考えるか。  あるいはもっともっと考えるなれば、私も以前言いましたけれども、駅前周辺の抜本的な改造をやっていかないかん。ある部分ではおしかりを受けるかもわかりませんけど、私、以前に申し上げました。どこの駅へ降りたかて、5万都市であっても4万都市であっても、駅へ降りたら商店街なり商店のいわゆる集団がずっとあるというのは大体視察に行ってもよく見受けられますね。以前、都市計画審議会のときに申し上げましたけど、城陽にはそれがない。幸いJRの城陽駅前は商業地域ということで、ここには立派な商業地域ができるやろうというふうに考えておりました。一時期、近鉄があこへ出るという、こういう話も聞いておりました。しかし、商売人というのは割と、私を含めて、エゴな考え方を持つ者が多うございます。そんなものが来たらうちの店がつぶれるやないかということもあって、なかなか難しい問題があったんですね。ところが、あこだけはずっと商業地域になるやろうと思っていたが、今はマンションだらけです。逆に言いかえれば、あの辺の商店の皆さん方は喜んでおられる、消費者がふえるのやから。消費者がどんどんふえるのやからね。もうじきあこで生協の店もできるようですけれども。もうできているのかね。そういう意味では、あれも商売ですので、一部分はそういうことでお使いになっておられると思うんですけど、僕はもっともっと晩でも散策できるようなずっと集団ができると思った、商売の。なかなかできへん。もう既にマンションが、城陽では見受けられない高層マンションがどんどんどんどん建ってマンション化している。あるいはスイミングスクールだとか、あるいは駐車場。これは私はね、あんだけのお金をかけて、城陽に大きな核をつくろうと思ってあんだけ金をかけはって、これじゃちょっとつまらんのじゃなかろうかというふうに思うんですけれども、さりとて、そういったことは他人の財産でございますので、どういうふうにお使いになるということは別として、やっぱり北城陽線に絞って言うなら、近鉄久津川駅の周辺の商業地域をつくろうと思ったらもっと発想の転換で、極端に言うたら、久津川小学校と古川小学校を統一して、平川西郵便局のあたりに学校を建てて、それで久津川の小学校の敷地をもう少し拡大して、あこに地域の商売人さんの集団を図らはって、駅へ降りたらその商店街の中へ入って買い物していただけると。皆さんに潤いを持っていただくというようなこともやっぱりいろんな発想の転換で考えていかんならん。それがいいとは言いませんよ。ベストとは言いませんよ。そういうことを発表したらまたおしかりを受けるかもわかりませんしね。そういうことも視野に入れながらやっぱりやっていかんことには、これだけの大きな都市計画道路の完成というのは見られへんと思う。  それとやっぱり、僕は職員の皆さん方にお願いしたいんですけれども、市長みずから行く場合は今後もあると思いますけれども、お話をされるときには、皆さん方に説得して納得していただけるような話をせないかんと思うんです。この道が通りますよ、そして運動公園線に結びますよ、これはダンプ道路ですよというようなことを言うていたら、だれも賛成しないと思いますよ。この道広げますよ、商売人さんどこかへ行ってくださいというのでは、だれでも、「そうですか、ほな行きますわ」ということはないと思う。そういうところがやっぱり事業を推進していく中でお考えいただかんことには立派なまちづくりはできない。したがって、私はこれは質問というよりむしろお願いを申し上げておきますので、こんなのはきょうあすできる問題ではございませんので、ひとつ英知を結集してお考えいただきたい。  ただし、今申し上げているとおり、東側については至急に手だてを講じていただくように、重ねてこの部分についてはお願いしておきます。  次に観光協会ですね。僕は、市長は積極的な支援ということでおっしゃっておりましたが、確かにそういった団体をつくっていただいて、その団体が主軸になって進める事業でございますので、それは支援でいいと思いますよ。ところが支援というのは、やっぱりやられることについては支えていく、応援をしていく、こういうことじゃないんです。城陽のためやから、気持ちは支援じゃなしに、積極的に双方でやっていくという気持ちを持っていただきたい。そして観光協会のすばらしい発展をよろしくお願い申し上げたい。  先ほど言いましたように、城陽には我々の気がつかない財産がまだまだあると思うんですよ。それが証拠に、あちこちに文化財の立派な財産がございますし。これもですよ、あるんやだけではあきませんのや。やっぱり来ていただいて、見て、ああ、こういうものがあったなと、ああいうものがあったな、こういう形やったなというようにやっぱり見せつけんと。立て札だけではだめだと思いますね。例えば車塚でも、お越しになって、ああ、この辺が車塚やなあと見たら、やぶと以前さかのぶさんが作業していた敷地だけですやん。更地になってシャーと置いてあるだけで、フェンスしてあるだけです。あんなのは一般の人が見たかて、この辺が車塚と言うのんかだけですのやわ。これではあかんと思う。何かそこにやっぱりいろんな見て知っていただくようなものをつくっていただきたい、こういうふうに思いますね。一番問題になった古墳何とかいう、芝ケ原ですか、あれでも今行ってみなはれ。ちょっと崖の上を見て、ああ、ここやったなあと見えるだけですやん。何にもあらしまへん。何や荒らされた山の跡みたいになっている。あんなんでも、もう少し考えていったら、まだまだ城陽には財産がようけあると思います。そういうなんを生かして、幸い城陽の梅が日本で9番目やという、こういうランクされたことをぐっと胸にしたためてひとつ頑張っていただきたいというふうに要望しておきます。  次、地下水。今お答えをいただいたんですけど、ちょっと積極性が足りませんな、積極性が。昔、山砂利採取税というのがありましてね。島さんの時代ですわ。たすきかけて、市民と議会も行政も含めて陳情に行きました。山砂利採取税をつくっていただくための行動を起こしました、皆はちまき締めて。私の記憶では、城陽から市民がはちまき締めて行ったのは、そのことと、東京へ行ったんですよ。東京へ陳情に行ったり請願に行ったりしたのは、そのことと、先だって行いました第二名神の促進の2回。そしてあれができたんです。だから、そういう意味では、今お答えいただいたら、なかなか難しおまんのやと。法定外普通税、目的税、いろんな問題があって法律上難しい。難しいですやろ、それは。そう簡単に「はい、よろしい。はい、税金を取りなさい」ということにはならんと思いますよ。それは難しいと思う。  一方では、神奈川県やとか、つい隣の長岡京市ではいわゆる協力金というのを考えておられる、また実施されておる。あるいは熊本県では協力金の関係については聞いております。よろしいがな、協力金で。よろしいがな、別に税金やなかったかて。むしろその方が柔こうてよろしいがな。あんたとこが水取ったら税金取るよというより、協力金をいただきますよの方がよろしいやん、それでも。何でもよろしいのや。そういうことに立っていただいたら、そのお金はどんどんどんどん水道の、あるいは下水道のいわゆる施設の推進と、あるいは保全に使われたり、あるいはより余ったら市民の負担を軽うするとか。やっぱりこんだけ使うたらこんだけ払わんならんと言うたら始末しますよ。違いますか。我々でもそうでしょう。トイレ、ここまでにしといたらある程度の水しか出えへんと。野放図にしといたらザーッと3倍ぐらい水が出ると。これは節約するために抑えようやないかということで機械調整をして始末する家庭もありますわ。水まきでも、どうしてもやらなきゃいけない植え木でも、むだにどんどんやらんと、必要量だけまいとこやないかと。あるいは水もきちっととめなさいよと。水道代が高いのやから、水道代イコール下水道代やさかいに、とめなさいよというのは皆やってるよ。やってる、皆。ところが、何ぼ使うても要らなんだら何ぼでも使いますよ、どんどんどんどん垂れっ放しで。まあ見てください。使うてはりますわ、私、現地を見たんやから。さらにまだ掘る言うてはるわ。どこて、まあ、わかるやろけどね。掘る言うてはる。こんな太いパイプですよ。あふれてますよ。本当に水がもう四六時中出ているんです。その一部分をパイプを通って製品になっているんです、あれ。私、以前にね、あこは水そのものを売ってはったんや。これはストレートにもうかるなあと思ったけど、水は違うらしいですわ、ウォーターは。水はミネラルの入っているやつはよそから持ってきて、詰め込んで製品にしてはる。ところが、コーヒーやとかオレンジジュースやとか、そういうのは皆城陽の水ですわ、城陽の水。パイプに流れて。それがお金になっているんです。それを市民のためにザーッとまいているのと違いますよ。お金になって、もうけてはる。会社もものすごく成績がいいんです。そうすると、やっぱり市民の財産を使うてはるのやさかい協力金でよろしいがな。それはやっぱり考えるべきやと思う。  それで、私はそこだけじゃないと思いますよ。私が以前にここで質問したときに、ええことを言うてくれはりましたなあと言うてくれはるところがあるんです。それは全然関係のないところです。なぜならば、水をどんどん使うてはる工場があるんです。それを目の当たりに見てはるわけやね。当然そんなものは金を取ったらええのやと、極端に言うたら。金を取ったらええのやと、そういうことをおっしゃっている。取ったらという表現がいいとは言いませんけれども、今あなたがおっしゃるように、協力金を何とか考えていくというようなことを早急に考えてやっていただくようにお願いを申し上げたいというふうに思います。  もう既に協力金の形を整えられておるところがあるということでございますので、早速にそこへ行って、どういう形でどういうふうにされているということを勉強もしていただきたい。同時に我々も勉強しなければいけないというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次、文パル。広告の規制やとか何やかんや行っております。こんな広告、規制にならんですよ。こんなもん皆あんまり、新聞の広告は皆ほかすやろ。見てへん。この広告は一番大きい広告やと。こんなもんは広告を抑制してくれというような広告と違いますわ、こんなもん。皆これにつられて行かはる。まあ、それは安かろうということもあるんですよ。代理者が言わはるには、広告規制やとか、問題、トラブルが発生せえへんやろかということを慎重に話をして許可をしておりますと言うけど、そんなもん商売人は、さよかいうて聞くだけで、守らしませんわな、そんなん。そんなんしたら商売にならへんもん。だから、そんなものは当てにならない。逆に言いかえれば、こういうたぐいのものは何件ありました、きょうまでに。例えば13年度でよろしいわ。13年度何件あって、何ぼお金が上がった。それをできていたら教えていただきたい。そのことについて物を言いたいので、それを教えていただきたい。そのときにお話を申し上げたい。  以上の上3件についてはもう要望にとめておきます。それをちょっと教えてください。 ○梅原一六議長  西村教育長職務代理者。 ○西村邦彦教育長職務代理者  13年度はちょっとまだ集計できていませんので12年度で少し、申しわけございませんが、12年度の実績で件数と使用料についてご説明させていただきます。  12年度ですけども、先ほど言いました広域の圏内と圏外とございます。遠くから来られるということにつきましては広域の圏外ということで、広域の圏外で12年度は40件ございました。40件の使用料で入っていますのは合計が578万7,907円、使用料として、収入として入っています。件数は12年度40件、広域の圏外からございました。  以上でございます。 ○梅原一六議長  内田議員。 ○内田茂議員  私が申し上げて、期間の関係やとか料金の関係は何ぼやったか、私、ちょっと記憶にないんですけど、13年度はまだできていないということですけど、じゃ、感じとして13年度と12年度とどんなものか。僕はね、これ、今数字を聞かしていただいたら40件あったと。いわゆる40件がこういう商売を市民の財産である文パルで商いしたと。そして利益を 500万上げてはります。金額的に大きいです。以前にその答えとして、こういうものも貸さんことには収益が上がらへんのやと。向こうの維持費がこれである程度保てるのやと。ちょっとそれは理解してほしいという話やった。大概この数字を聞いたら理解できんこともない。逆にですよ、件数が少なくなって、いろんな規制の中で少なくなったら、上がる金額より市民感情を害する方が大きいと思う。だから、そういう意味ではお金にかかわらへん問題が出てくるので考えていただきたい。我々商売人ですので特にそう思う。ところが、裏返して、これだけ収入があるのやさかいやりたいというような市長の気持ちもあるやろし、あなたとこの所管もあるやろと思うのやけど、お金で済まんような問題もあるでということを頭の中に入れておいていただきたい。私、後日13年度の件数を聞かせていただいて、その整合性を私なりに勉強してみるので、ひとつお考えいただきたい。もっともっと市民のために使って、より収益の上がる問題も考えたらあろうかと思いますので、ひとつ教育委員会にお考えいただきたいというふうに思います。これも要望にかえておきます。  それでですね、私はもうこれで質問はすべて要望ですので、素直に要望をいたしておきますので、そちらの方も積極的にお取り組みをいただきたいというふうに思います。  最後になりました。これは質問じゃないんですけど、老婆心ながら申し上げたいと思います。橋本市長は行政のベテランということで、これが一つのあなたのキャッチフレーズです。まさしくそのとおり。きょうまで立派に議会も何回かこなされて、立派に進めておられます。高く評価を申し上げたいと思います。さすがに応援したかいがあったなあというふうに思います。  しかし、最近新聞によく出るんです、いろんな問題が。これを考えてください、あれを考えてくださいよと。やさしい言葉じゃなしに、考えよという表現にかえさせていただきたい。考えよ、何を考えているのや、職員の給料がどうたらこうたら、何やねんこれはというようないろんな批判が新聞によう出ておるんです。私も新聞記事ね、好きやから、関係ないやつも全部張っております。やっぱりできるはできるなりにいろんなものが出てくるなというように思っておるんですね。それで、窓口が市長は広いですわ。それはもう教育関係も含めていろんなところで大変やと思いますわ。しかし、それをこなしていくのが市長やから、しっかりやってもらいたい。  ただ、私は昭和42年から、幸い、こうして議員として頑張らしていただいております。ぼちぼち木も盛衰これにありということで、その時期かいなと思っているんですけどね。昭和42年は島さん、島市長。当時は町長でしたけどね、剛腕市長で、立派な方でした、あれは。職員の皆さん方でもご存じの方もいらっしゃると思うんですけど、本当に立派な方でした。市民のことも考え、立派に行政を治められてこられました。尊敬に値する人でした。もう故人になられましたけど。私も尊敬もしておりましたし、協力もしておりました。いろいろありましたよ、革新時代やから。革新で共産党やないかと言われる人もあったし。じゃないんですよ。一生懸命に共産党の皆さん方の声も聞き、皆さん方の声も聞き行政を治めておられました。残念なことに助役以下、部長、課長含めて、構造汚職で島さんは責任をとってやめられました。これは職員の皆さん方の気の緩みから、はみ出た行為で島さんは職をやめられました。それはそれで。  次に、今道市政が誕生しました。20年間それなりに頑張ってこられました。私は内容的には別として、頑張ってこられました。ところが、何をしても与党多数でどんどんどんどん進む。その気の緩みといいますか、職員が少々問題があったかて、市長に言うときゃおさまるやろうと。市長もそれなりにその中間のはざまに立って努力をして進めてこられましたが、結果的にいろんな問題でかわりました。かわって前市長ですね。これはご案内のとおり。やっぱり自分の実績が結果として、今日、橋本市長になった。橋本市長も、見る限りは与党多数です、見る限りは。決して僕はそうじゃないと思う。何を出しても絶対多数で全員与党が賛成するということではないと思いますよ。これはやっぱり職員の部長、課長、係長、あるいは職員の皆さん方、心して頑張ってもらわないかん。  私も長きやっておりますので4人の市長に一緒にやらしてもろていますけれども、ずっと考えてきたら、いろんなことがありました。そういう中で僕はここであえて言いたいのは、せっかく私が申し上げている、私個人のマスターベーションかもわかりませんけれども、立派な橋本市長を誕生させたんやから、職員の皆さん方の絶大なる協力をもって立派な市政をつかさどっていただきたいと同時に、市民福祉のために頑張っていただきたい。だから、あえて個人プレーをせずに協力してやっていただきたい、すべて。これを心からお願いして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○梅原一六議長  11時20分まで休憩いたします。         午前11時05分     休 憩         ──────────────         午前11時20分     再 開 ○梅原一六議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  語堂辰文議員。 ○語堂辰文議員  〔登壇〕 15番、日本共産党の語堂辰文です。通告に従いまして順次質問いたしますので、前向きのご答弁をよろしくお順いをいたします。  昨日衆議院で強行可決され参議院に送付されました来年度の予算案における一般会計規模が81兆2,300億円、前年度当初費で1.7%の縮小となっております。そのうち、政策的経費である一般歳出の規模は47兆5,500億円で、前年度当初比で2.3%の縮小となり、これは1998年度の橋本政権の1.3%以来の減少となります。また、地方財政におきましても、地方財政計画全体の規模を対前年度比で初めて1.9%の減額とし、一般歳出も3.3%の縮減が図られています。しかし、小泉内閣が当初からこだわってきました、国債の新規発行額を年間30兆円に抑えるという目標どおり上限いっぱいに設定されたとはいえ、国の財政再建にはほど遠い実態があります。  今回の予算案は、赤字国債が過去2番目に多い23兆2,000億円と2001年度の19兆6,000億円を上回り、2002年度末の国債発行残高は414兆円にも上昇すると予測されているところであります。  一方、地方自治体の借金も深刻さを増しています。2002年度の地方債総額は12兆6500億円で、対前年度比6.2%の増加となり、自治体の借入金残高は2002年度末には194兆円に達する見込みであります。過去10年間で見れば2.5倍もの規模になります。これらの結果、国と地方の長期債務の残高は2002年度末で、国内総生産、いわゆるGDPの1.4倍、693兆円に膨らむ見通しになっています。  小泉首相は、改革なくして成長なしという考えのもとで、改革断行予算として2002年度予算を編成したと言っています。しかしその内容は、大型公共事業のむだは温存し、新たな大企業の優遇さえ盛り込む一方、かって経験したことのない不況に苦しむ国民には、さらに激痛を押しつけるものとなっています。  家計の消費支出が4年連続で減少し、国内総生産、いわゆるGDPの60%に相当する民間最終消費支出も、2000年度以降、縮小を続けており、家計が重大な打撃を受けております。その消費を暖める政治が国でも、地方でも今ほど望まれているときはありません。  本市においても、2つの信用金庫の破綻、日産車体の縮小、マイカルや進々堂製パンの倒産など、市民の暮らしと市財政を直撃する事態が相次いでいるところであります。京都府内では2000年度の企業倒産が500社を超え、ある金融機関の幹部は、不良債権最終処理で京都は5,000件以上の倒産が出ると見ていると語っています。  地方自治体の任務は、住民の安全、健康及び福祉を保持することにあります。橋本市長の施政方針では、厳しい社会経済情勢を一定配慮して、公共料金の据え置きや介護保険料の減免制度の新設など市民要求を反映した施策がうたわれておりますが、全体の基調は、民間活力の積極的な導入、また受益者負担の適正化、行政経費の徹底的な見直しを図るなど、市民に痛みを押しつける中身になっている。これは国の小泉構造改革に追随するものとなっているのではないでしょうか。  本市では、かっての膨大な借金行政によって財政の硬直化を生み、そのツケを市民サービスの削減、公共料金の連続引き上げ、このような不幸な時期がございました。今また、第二名神の建設、東部丘陸地利用計画など大型プロジェクトの推進がうたわれておりますが、これらは市の財政負担を一層重くするものではありませんか。  そこで、本市の財政問題について質問をいたします。  1点目は、市の市債残高についてであります。2000年度の決算では299億円となっていますが,今年度の市債残高の見込みは幾らになるのでしょうか。また、2002年度、いわゆる来年度以降の市債残高の見通しはどのようになるのか、お伺いをいたします。  2点目は、本市の市債残高が一般会計の予算額をオーバーして久しくなりますが、どうしてこのようになったのか、その原因についてお伺いをいたします。  3点目は、本市の市債残高は大西市政の4年間で40億円減少させてきましたが、これについて、本市が努力してきた点は何であったのか、お伺いをいたします。  4点目は、今後、市債残高を減少させるために、市としてどのようにされるのか、お伺いをいたします。  次に、まちづくりについてであります。  本市では、既に城陽市都市計画マスタープランが策定され、市の基本構想を具体化するとしておりますが、これを推進するとしていますまちづくりマスタープランはどのような手法で作成されようとしているのか、お伺いをいたします。  今、全国では、まちづくり条例が997自治体で制定がされております。例えば、京都市では京都市土地利用の調整に係るまちづくりに関する条例が、そして富山県滑川市では滑川市まちづくり条例がそれぞれ制定をされております。後者につきましては、その第1条で、この条例は、滑川市総合計画に基づき、本市の美しい環境の住みよいまち、活気に満ちた豊かなまち、香り高い文化のまちづくりを行うことを目的とするとしています。木市でも、まちづくり条例が必要と考えますが、そのお考えがあるのか、お伺いをいたします。  2点日に、本市の緑の基本計画で、緑の象徴軸と位置づけられている水度神社参道の保全並びに整備についてであります。このところ連日のように、土・日ともなりますと20人、30人から数十人の規模でハイカーが訪れておられます。本市にとって中心になるものがないと言われる中で、重要な緑のトンネルであり、まさに象徴軸であります。また、今月23日には観光協会が立ち上げられます。本市の観光資源の目玉にもなるものであります。既に鴻ノ巣山については散策路が整備されていますが、この参道についても歩行者の安全対策や樹木の保全管理は緊急の課題となっております。本議会でも、昨日の安村議員を初め、たび重ねて整備の必要について取り上げられておりますが、これまでにどのように取り組まれたのか、また、今後どう進められるのか、お伺いをいたします。  その3は、市の福祉施策についてであります。  まず、介護保険についてですが、所得の少ないお年寄りのための自治体独自の減免制度が全国で広がり、京都府内でも半数近くの市町村が実施に踏み切っているところであります。本市では、保険料の減免が次年度予算で予算化されていますが、近隣の市や町でも、保険料とともに利用料の軽減策がとられているところもあります。低所得の高齢者にとって利用料の1割負担は重く、サービスを切り下げたり削ったりしているというケースをよく聞いているところであります。  隣の京田辺市、八幡市、久御山町や長岡京市でも利用料の減免が行われております。久御山町では、利用料は5%に、そしてホームヘルプサービスは3%に減免しております。本市でも2000年度の介護保険の基金繰り入れが2,700万円に上ると言われております。これは当然高齢者の負担軽減に充てるべきで、とりわけ利用料の軽減が急がれます。  そこで質問ですが、1点目は、2000年度、2001年度の介護保険のサービスの実態について、利用の内容及び量はどうなっているのか、お伺いをいたします。  2点目は、本市においても利用料の軽減をするお考えがあるのか、お伺いをいたします。  次に、障害者福祉についてですが、今、養護学校や市内の障害児学級の卒業生の進路が大変厳しい状況にあります。城陽作業所は、定員が30名のままでしたが、昨年4月から4名増員されました。4名とも養護学校の卒業生と同時の入所であります。市内から32名の通所で、宇治市から2名と聞いております。十数年前から、2階建てにして50名の定員にしてほしい、その計画もありましたが、建てかえが必要なため、立ち消えになっております。今後ふえ続ける養護学校の卒業生の進路を保障する、そのためにも作業所の増設が急がれますが、市としてのお考えはどうなのか、お伺いをいたします。  2点目は、重度の障害者の無認可作業所であります、みんな仲間教室についてであります。この共同作業所は、現在の市の有地に京都府と城陽市が4分の3を支援してスタートいたしました。当時3名でしたが、今では24名の大世帯で、指導員も17名と、この場所が手狭となっております。この3月いっぱいは城陽駅前商店街の分室で作業が行われていましたが、4月からは垣内後のある古い寮を改装し、第2施設が開設がされます。数千万円が使われたと言われております。  十数年前に、城陽障害児者労働センターを作る会の若いお母さんが、次のように話しておられました。私がいなくなったら、この子がどうなるのか心配で、皆さんに支えてもらえるような施設を私たちでつくりたい。このお母さんはその後間もなく亡くなりましたが、そして厳しい生活の中から毎月1万円の積み立てをしているということでありました。  確かに京都府と市から一定の運営補助金を出されていますが、今回の第2施設については、城陽市の公有地がないというところから、やむなくこの施設を求めたということでございます。
     そこで質問ですが、ふえ続ける重度障害者の作業所として、現在の1カ所だけで十分とお考えでしょうか。また、今回、仲間教室第2施設については、市として補助はされないのでしょうか、お伺いをいたします。  3点日は、軽度の障害者の労働の保障についてであります。今、厳しい不況の中、せっかく就職できたものの、リストラや倒産で真っ先に失業へと追い込まれているのが養護学校や障害児学級の卒業生であります。自宅で待機しているケースも少なくありません。企業や公共施設等での障害者の法定雇用率が決められていますが、働きたくても仕事がなく、家で病的に閉じこもっているケースさえあります。市長として、これらについてどう思われますか。また、これら軽度の障害者の労働を保障するため、木市独自の市内の企業や公共施設への雇用促進奨励策を講じる、そのお考えがありませんか。お尋ねをいたします。  質問の第2は、学校教育についてであります。  いよいよ4月から学校5日制が完全実施されます。学校5日制本来の意義は、子供たちに休息や余暇の権利を保障することであります。日本政府も批准いたしました子どもの権利条約が、その締約国に、子どもたちに休息・余暇の権利があることを認め、その保障のために施策を講じるように求めています。これが世界の流れであります。  日本の子どもたちに必要なのは、のんびりしたり、仲間と自由に遊ぶ時間を保障することであります。そうした時間と体験の中で、子どもたちは感性を磨き、自主性を養い、学力の土台とも言えます想像力、発想力をはぐくんでいきます。  1月に発表されました、先日も西村議員から紹介がありましたが、文部科学省の調査結果では、「毎週土曜日が休みになったら」、その設問に対して、小学5年生は、「公園など外で遊ぶ」が32%、「テレビゲームやパソコン」が29%でありました。中学2年生では、「ゆっくり休み、寝る」が39%、「映画や買い物」が37%であります。  本市でも各学校で完全5日制への試行が始められていますが、教育委員会として現在行われています土曜日の学校開放だけでなく、さまざまな条件整備が必要となっております。  そこで質問ですが、1点目は、4月から土曜日の小学校の体育館、グラウンドの開放はどのようにされるのか、その内容についてお伺いをいたします。  2点目は、この土曜日について、コミセンや文化パルクでの対応はできないのか、お伺いをいたします。  3点目は、中学校の完全5日制に伴うクラブ活動はどのようになるのですか。また、社会人講師や少人数クラブの扱いはどのようにしようとお考えなのか、お伺いをいたします。  以上で第1質問を終わります。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  私の方から公債費に関係をしましてご答弁を申し上げたいと思います。  まず市債についてのお問いかけでございますが、1点目の市債の残高でございますが、普通会計ベースで平成13年度の見込み額につきましては、現時点で291億4,000万円というふうに見込んでいるところでございます。また、14年度の末の見込みでございますけれども、これは当初予算ベースで申し上げますと、284億7,000万円になるものと見込んでおります。13年度末見込みに比べまして6億7,000万程度の減少になるものと見込んでおるところでございます。今後とも基本的には市債発行の抑制に努めてまいりたいというふうに考えております。  続きまして予算と市債残高のご質問でございますが、普通会計ベースで申し上げますと、市債残高のピークは平成8年度でございました。平成8年度の歳出決算額を上回ったということでございますが、当然のことながら、市債の発行額の増加によるものでございます。これは市民の方々が求めておられました文化パルク城陽とか、あるいはスポーツ・レクリエーションゾーンの総合施設の整備等によるところが大きいわけでございますが、しかしながら、結果として市民の余暇活動の幅が飛躍的に拡大されたということで、市民サービスの向上につながっているというふうに考えているところでございます。  また、次に市債残高の状況でございますが、確定しております残高比較で申し上げますが、普通会計ベースでは8年度末と12年度末との差が約38億円の減となっております。この理由といたしましては、この間、建設事業が少なかったこと、あるいはそのために発行額が減少したということと、それからまた償還額自体も繰り上げ償還を行っておりまして、それによる減少によるものと考えております。  それから、今後のどのような対策をとるのかということでございますが、今後の市債残高の削減についてのお問いかけにつきましては、今後とも基本的には市債発行額の抑制によりまして残高の減少を目指していくという考えでございます。しかしながら、単に残高を減少させるだけであるならば事業を抑制すれば済むわけでございますが、やはり市民生活にとって重要な施策の推進は当然のことながら実施してまいる必要がございます。これによりまして市債の発行額が膨らむこともあり得るものと考えております。  例えて申し上げますと、現在、特別会計の下水道で整備を推進しておるわけでございますが、これによります下水道の市債の残高は年々増加をいたしております。しかしながら市民福祉の向上に寄与する結果とはなっておるわけでございますので、単に公債費の対策だけをとらえるのではなくて、市民の方々のために施策の推進を第一義として対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  柏本市長公室長。 ○柏本光司市長公室長  失礼いたします。  まちづくり条例関係についてお答えさせていただきます。  議員のご質問のまちづくり条例でございますが、これは全国事例を見ましても大きく分類、類型化されております。大きく分けましたら、開発系の条例、それから環境系の条例、景観系の条例、総合系の条例、それから基本系の条例と5つに分類されるものと考えます。そのそれぞれの策定目的によりまして条例の目標も大きく変わってまいります。  本市での条例化はというお問い合わせでございますが、ご承知のとおり、公募市民によります城陽市環境市民懇話会を設置いたしまして、市民参加のもとで、昨年、環境基本条例を策定いたしたところでございます。これは行政と市民の協働によります取り組みでございまして、全市民を対象といたしました、先ほどの類型で見ましたら、環境系のまちづくり条例に該当するものであると認識いたしております。今後も市民参加を標榜しております。こういう中で、市民参加のあり方につきましては本市の課題として継続的に検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○梅原一六議長  狩野都市整備部長。 ○狩野雅史都市整備部長  失礼いたします。  私の方からは水度参道の整備につきましてご答弁いたしたいと思います。  語堂議員のご質問のとおり、緑の基本計画におきまして水度参道は緑の象徴軸と位置づけしておりまして、周辺市街地との環境調和を図りつつ、適正な保護、保全に努めてまいりたいと考えているところでございます。  平成13年度におきまして、参道の樹木調査を行ったところでございます。この調査の結果を踏まえまして、参道樹木の保全並びに歩行者の安全対策のための歩道確保につきまして、今後、神社側と協議を行いまして、早期に解決策を見出していきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  岩井福祉保健部長。 ○岩井広福祉保健部長  それでは、私の方から福祉施策についてご答弁を申し上げたいと思います。  まず最初に、介護保険のご質問の1点目の平成12年度及び平成13年度の介護保険サービスの利用実態のご質問でありますが、まず在宅サービスの利用実態といたしまして、1カ月当たりの平均利用人数につきましては、平成12年度は687人、平成13年度のいわゆる10カ月間の数値といたしまして841人となっておりまして、これは比較いたしますと、154人、22%の伸びを示しているところでございます。  次に、在宅サービス全体の月平均利用件数につきましては、平成12年度におきましては2,058件、平成13年度は2,530件でございまして、472件、23%増加をしているところでございます。  次に、いわゆる施設サービスの利用実態でございます。これにつきましては、1カ月当たりの平均利用人数につきましては、平成12年度は282人、平成13年度は319人となっておりまして、これを比較いたしますと、37人、13%の伸びを示しておるというところでございます。  次に、施設サービス全体の月平均利用件数につきましては、平成12年度は294件、平成13年度は327件で、33件、11%増加しておるという状況でございます。  次に、2点目の、いわゆる利用料を軽減する考えがあるかといったご質問の件でございます。介護保険料の減免につきましては、これは介護保険法の第142条におきまして、「市町村は、条例の定めるところにより、特別の理由がある者に対し、保険料を減免し、又はその徴収を猶予することができる」という規定になっております。また、国が言う減免を行う場合のいわゆる三原則というのもございまして、本市の場合は、これらに基づきまして、今回条例を改正をして、いわゆる減免分につきましては基金で充当していこうと考えているものでございます。  しかしながら、この利用料につきましては、介護保険法の第50条で、「災害又は主たる生計維持者の死亡、失業等により収入が著しく減少した場合に限定して減免ができる」といった規定になっております。本市も、この規定に基づき利用料の減免を実施しているところでございまして、現在、新たな減免を実施するということは考えておらないところでございます。  次に、障害者福祉についてでございます。  養護学校の卒業生の進路につきましては、本人、それから保護者、学校、市、また京都府等の関係機関等で進路指導を行いまして、進路が決定されておるという状況でございます。それぞれの主な進路の状況といたしましては、年によりまして変動がございますが、いわゆる通所施設の利用といたしましては、知的障害者厚生授産施設であります、例えばあんびしゃ、青谷学園、南山城学園、城陽作業所といったものがございますし、また、みんな仲間教室、デイサービス、さらには入所施設であるとか、あるいはまた就職といった進路がございます。  施設の整備状況といたしましては、平成13年度にはあんびしゃが施設の増設により定員を10人ふやされておりますし、また、城陽作業所につきましては先ほど議員ご指摘のように、4人の定員増がされたところでございます。さらに平成14年度には、みんな仲間教室、同作業所が施設整備の計画がされておりますし、この中で定数の増が検討されておるという状況でございます。そして、入所の施設といたしましては、山城町に計画されております施設といたしまして、40人定員で、この4月にオープンの予定であり、本市からも入所が予定されておるところでございます。  このように、養護学校卒業生等の受け入れの状況につきましては、各法人等がそれぞれ取り組みを行っているところでございます。さらに、平成15年度より、障害者のいわゆる自己決定を尊重いたします支援費制度、こういった制度になるわけでございまして、基本的には各法人等が、その法人の運営につきまして、将来のあり方を含めて計画されるものでございまして、市といたしまして、こういった事業計画が示された段階でどのような支援ができるのか検討してまいりたいと、このように考えております。  みんな仲間教室の第2施設におきましては、これにつきましても今後具体的な事業計画が示された段階で支援等を検討してまいりたいと、このように考えております。  最後に、障害者の就労の問題でございます。いわゆるこれにつきましては、障害者の雇用の促進等に関する法律というのがございまして、ご承知のように、一定規模の事業主に対しまして法定雇用率が定められておるということでございます。また、これ以外にも国や府の制度といたしまして、事業主に対しまして障害者雇用の賃金の助成制度とか、あるいはまた施設整備に対する助成、また職場適応訓練の実施等の制度がございまして、本市におきまして、現在、独自にこういった雇用の奨励策を講じるということは考えておりませんので、ご理解の方お願いしたいというように思います。 ○梅原一六議長  西村教育長職務代理者。 ○西村邦彦教育長職務代理者  それでは、2点目の学校教育について、完全学校週5日制への対応につきましてご答弁申し上げます。  本年の4月からスタートいたします学校完全週5日制は、子どもの生活全体にゆとりを確保し、子どもが主体的に使うことのできる時間をふやし、学校、家庭、地域社会が相互に連携しつつ、子どもたちに社会体験や自然体験などを経験させ、みずから学び、みずから考える力や、豊かな人間性、健康や体力などの生きる力をはぐくむことをねらいとしております。  ご質問の1点目でございますが、土曜日の小学校の体育館、グラウンドの開放についてでありますが、先日西村議員のご質問にもお答えしましたように、土曜日の学校での対応につきましては、現在、第2・第4土曜日に実施しております体育館及び運動場の遊び場の開放を、完全学校週5日制に伴いまして、毎土曜日も実施していく方向で考えております。  2点目の、この土曜日についてコミセンや文化パルクでの対応はというご質問でございます。土曜日におきましてはコミセンや文化パルク城陽での対応はできないかとの件ですが、本市では生涯学習関連施設として文化パルク城陽を初め、6館のコミセンがございます。教育委員会では、子どもや親子がこうした施設で有意義な土曜日を過ごすことができるように、休業土曜日への事業の振りかえ、あるいはファミリー向け事業として計画をしていただけるようにお願いをしているところでございます。コミセンにおきましては、創作活動や生活体験、あるいは自然とのふれあいなど、さまざまな体験活動にウエートを置いた事業や、異年齢世代間交流をねらいとした事業、また文化パルク城陽では館内各館が連携して、複合施設としてのメリットを生かした事業となるように検討していただいているところでございます。  次に、3点目の部活動、クラブ活動でございます。先ほども言いましたように完全学校週5日制の趣旨は、地域や家庭に子どもを帰し、地域の中で子どもを育て、子どもにゆとりと自主的な活動を保障することを進めるものであるというふうに考えております。したがいまして、部活動が土・日の子どもの活動を制約するものであってはなりませんが、また一方で部活動へのニーズや期待も大変大きなものがございます。そこで、1週間に1日も休日がないような、そういう活動は避け、学校完全週5日制の趣旨を踏まえた部活動を行っていく必要があるというふうに考えております。現在は各校の判断で部活動は実施されておりますが、今後は、国や府、あるいは中体連の動向も見ながら方向性を見出してまいりたいと考えております。  それから、部活動の部員数につきましては、ご承知のように現在減少してきております。これは、1つには生徒数の減少が大きな要因でありますが、それに伴います教員数の減少によりまして、技術指導ができる専門的な指導者も不足をしてきております。また、もう1つに、放課後の活動が学校の部活動だけでなしに、他の活動への参加というような生徒の多様なニーズも考えられるところでございます。  技術指導のできる専門的な指導者の不足につきましては、地域の人材を活用した外部指導者として部活動の指導の充実を図っておりますが、今後とも地域の方に外部指導者として協力をお願いし、指導の充実を図っていきたい、このように考えております。  また、部員数の減少につきましては、現在、一部では合同練習の実施とか、あるいはまた学校に部活動がなくても、柔剣道等のように個人参加の門戸を開いて、生徒の参加の機会を縮小しないようにも配慮して対応しているところでございます。  さきに報道されていました全国の中体連の発表にもありましたように、合同チームの大会参加につきましては、今後、府の中体連、あるいはまた城陽・久御山の中体連においても検討がされていくものというふうに考えております。  以上でございます。 ○梅原一六議長  午後1時10分まで休憩いたします。         午前11時55分     休 憩         ──────────────         午後1時10分     再 開 ○梅原一六議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  語堂辰文議員。 ○語堂辰文議員  第1質問でお答えいただいたわけでありますが、それについて、まず最初に、通告させていただいております学校給食の件についてもちょっと追加をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  市長は、学校給食センターは新築移転による一元化で運営の効率化を図るとされておられます。保護者や関係者の中には、これを機会に民間委託されないかという心配の声が上がっております。今、牛乳、また肉類など、食材の安全をめぐる問題が大きく広がっております。  学校給食は、子どもたちの命と健康に直接かかわる教育の一環であり、行政が公的責任を保持すべきなのは当然であります。また、教育として長期的視野で行うべきであり、営利を目的とする企業に委託することにはなじまないものであります。さらに、安い人件費だけを求めることは、労働条件の改善など、労働行政を担う自治体のあるべき態度ではありません。  そこで、1点目ですけれども、質問いたします。より安全、安心で充実した学校給食とするために、この新センターの施設や運営、どのように考えておられるのか、お伺いをいたします。  それから2点目でありますが、学校給食センターの新設を機に、地場産の食材の活用、これについてはどのようにされるのか、お聞きをいたしたいと思います。また、今年度どのような地場産の食材が使用されているのか、実態についてもお知らせをいただきたいと思います。  順に第2質問ですけれども、市の財政についてお尋ねをいたしましたが、その中で、公債費については平成8年をピークにと。これは、この4年間、建設事業の減少、また繰り上げ償還で行ってきたということであります。  そこで、この間を見てみますと、確かに8年度がピークでありますが、経常収支比率と公債費比率を見ますと、平成10年度がそれぞれ94.4と21.6と、これが一番大きい山となっているわけであります。この点で、決算委員会が昨年行われましたが、この12年度末では20ということでありますが、公債費比率が20ということでありますが、また、経常収支比率は94.4ということでありますが、13年度末のそれぞれの予想はどうなっているのか、この点をお尋ねをいたしたいと思います。あわせて、公債費の13年度末が大体予想が幾らぐらいになりそうなのかということをお聞きをしたいと思います。  次に、まちづくりの件でありますけれども、昨日も山崎議員の質問に対してご答弁されておりましたけれども、いわゆる環境基本計画に沿って答弁がされたわけでありますけれども、住民参加のことが言われておりました。この件につきまして、いわゆるまちづくり条例、その中でどのように考えておられるのか。先ほどのご答弁でありますと、市民参加については継続的に考えるということでございますけれども、具体的な中身をお尋ねをさせていただきたいと思います。  それから、福祉の関係でありますけれども、城陽市は介護保険がスタートした時点で、いわゆる低所得者の利用者の負担の軽減ということで、大きく3つほどでいわゆる軽減策がとられております。これはいずれも継続にかかわるものでありますけれども、高額の介護サービス費、また、いわゆる介護保険のスタート時の特養の入所者の負担特別措置、それから、やはりこれもスタート時でありますが、ホームヘルプの継続の件で、これの利用者については3%ということですね。これは法定どおり軽減措置がされているわけでありますけど、今現在で、この特養の待機者ですね、何名になっているのか、これだけをまずお聞きしたいと思います。  それから、先ほどから国の規定で利用料の軽減は考えていないということでありますけれども、やはりこれだけ、先ほどお聞きしますと、まだ13年度は途中ではありますけれども、10カ月の間で昨年の1年間を大幅に超えているわけであります。いずれも在宅が20数%、施設関係も10数%ということで増加をしているわけであります。この中で、やはり低所得の方にとりましては、この利用料ということは大変な負担になってくる。その中で、一定そのことから介護の抑制が起こるのではないかという心配。そして利用されておられる方からは、何とかしてほしいと。例えば週2回を1回にするとか、2週間に1回とか、そういうことも実際聞いているわけでありますので、この利用料についてどういうふうに、やはり軽減が必要と思うわけでありますけれども、考えておられるのか、これもお尋ねをいたしたいと思います。  それから、障害者福祉の関係で、先ほどご答弁の中に、14年度については山城町に40人規模の施設ができるやのお話がございました。これですね、いろいろ聞いてみますと、いわゆるグリーンフィールドというんですか、庵というんですか、そういうのとあわせてライフサポートセンターにはこの40名。それで、これは城陽市の受け分といいますかね。全部が山城町ですので、城陽市から行けるわけがございませんから、大体どのぐらいがそこに措置が可能なのか。恐らく南部全体にかかわってくることだと思いますので、こういうのができますので、40名ですから安心ですということにはなかなかならないと思うんですが、その辺がわかっていましたら教えていただきたいと思います。  なお、重度の作業所、無認可の作業所の仲間教室の件ですけれども、部長の答弁では、事業計画が出た時点で今後検討ということでありますけれども、この検討の中には、当然のことですが、府・市のそれぞれの補助といいますか、そういうのが入るか、そこら辺もちょっとお聞きをしたいと思います。  それから、障害者の就労機会の拡充についてでありますが、本市の障害者計画の中に、障害者の職業的自立は、生計を維持する経済的側面、生きがい確保の精神的側面、社会参加という社会性の面から見て重要な課題となっています、このように述べておりますし、本市でも、国や府と連携を図りながら、障害者の自立と生活安定を支援できるよう、就労機会の拡大を促進するとともに、福祉的就労の場を確保、その確保を支援しますということで計画では述べているわけでありますけれども、今のお話を聞きますと、国の法律でそういうのが決まっているので城陽市としては独自には考えていないということでありますけれども、本市独自ということではないのかもわかりませんが、例えば今、何名かのそういう該当の障害者の方が行っておられますけれども、東城陽ゴルフクラブとか、そういう仕事に行っておられる方、また城陽市がこの間、例えば公園の除草とか、そういう形でされている、そういう具体的なのがありましたら、それも教えていただきたいと思います。  次に、学校教育の関係でありますけれども、先ほどのご答弁の中で、第2・第4については同じように、完全5日制になってからも、土曜日については対応していきたいということでありますが、これについては全く全面的にこれが土曜日が休みになりますので、現在の延長というとらえ方でいかがなものかと思うわけでございます。学校の施設を、そういうグラウンド、体育館を遊び場として開放すると。そしてそれに管理される方を配置するということではありますけれども、これについては、恐らくこれがスタートいたしますと、さまざまな問題が出てくるのではないかと予想がされます。  その1点は、やはり子どもたちのそういう、すべての土曜日が休みになるわけでございますので、要望を満たし切れるのかどうか。そこら辺のこととか、現在いろいろと出ておりますけれども、城陽市では学童保育をされていますけれども、全国的には児童館とか、そういう対応でいろいろと取り組みがされておりますけれども、先ほど部長からお話がございましたように、社会的な指導者といいますか、指導員といいますか、そういうボランティアも含めて、そういうことも考えていきたい。また、世代のそういう指導者についても養成もしていきたいということでありますけど、そういう面がこれから強くなってくるのじゃないかと思います。そこらのところで今どういう検討をされているのかですね。このままで継続なんやということであれば答弁は要りませんけれども、完全5日制、土曜日が全部休みになる中で、子どもたちのそういう生活を、やはり、先ほど申し上げましたけれども、休息、また余暇、その活用といいますか、そこを本当に子どもたちの権利として見ていくという新しい考え方がこれから必要になってくると思うんです。ただ単に休みとか、そんなことでなくてですね。そういう点で、いかにつくっていかれるのかということを一言お答えをお願いしたいと思います。  あと、クラブの関係につきましては、これは土・日の両日がクラブ活動に使われることがないようにということでございますけれども、今現在でありますと、月のうち2日間の土曜日が開校されているわけであります。4回のうちね。4月からはそれがないわけでありますので、この辺について教育委員会として、先ほどは中体連とか、また京都府とかの協議というお話がございましたけれども、二日ともクラブということとか、そういうことになってきますと本当に大変な事態が出てくるんじゃないかと思いますので、先ほどどちらか一日を休めるというお話が部長からありましたけれども、そこら辺はどういう指導をされていこうとされているのか、この点も再度お願いをしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○梅原一六議長  西尾教育部参事。 ○西尾雅之教育部参事  それでは、私の方から学校給食センターの新築事業についてお答えしたいと思います。  現在、事業用地を富野森山地先としまして、用地買収に取り組んでおります。地権者の方からは、公共事業であることから基本的に協力するという意向が示されております。  新センターの建設に当たりましては、衛生管理や効率化を追求した施設・設備を導入し、多様なメニューにも対応できるよう、より魅力ある給食の提供に努めてまいりたいと考えております。  運営についての考えでございますが、学校給食センターの運営については、行財政改革の中で重要な取り組みの1つとして位置づけておりまして、現在、配送委託、さらには正規職員につきましては退職不補充で、最終10名体制とするような取り組みを進めているところであります。  なお、新センターの運営についてでございますが、第三次の行財政改革大綱の中で、調理場の一元化を基本に、その際、別用地での新施設建設や民間会社に運営をゆだねることも検討を行うとしておりますので、検討していくべき課題として視野に入れているところでございます。  次に、地元産の食材を学校給食に使用することにつきましては、生産者の顔が見える給食として、また、子どもたちにふるさと意識の啓発を図っていく上で大変意義があることだと思っております。このことから、給食センターとして、米飯につきましては地元でとれましたヒノヒカリの自主流通米をJA京都やましろから提供を受け、使用しております。また、商工会議所のあっせん業者から比較的大量の出荷がございますニンジン、サツマイモ等を使用しているところでございます。  給食センターでは、必要とする時間に必要な量が確実に納入されることの条件となりますが、今後とも関係者と協議し、より多くの地元産の食材の使用に努めてまいりたいと考えております。  それと、今年度の地場産業の活用の件でございますが、具体例としましては学校給食週間の取り組みを行っております。その中で、城陽市の特産品を使った献立としまして、青谷の梅林からとれました梅肉を使ったあえもの、さらにはサツマイモの入ったみそ汁、さらに寺田芋を使って開発されました名菓おいもっこ等の献立をしておるというのが具体例でございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  13年度の経常収支比率につきましてご答弁いたします。  経常収支比率につきましては、議員もご承知のように、経常一般財源を分母にいたしまして、経常経費の充当一般財源を分子とした比率でございます。これを確定するには、出納閉鎖後の処理におきまして、歳入歳出の伝票の精査がございます。特に12年度から13年度へ繰り越してきた額の加算と、それから13から14年にまた繰り越していく額、そういったものの最終的な精査がございます。そういったことで、現在ではまだ数字を固めたという段階ではございませんので、ご了解いただきたいと思います。ただ、12年度につきましては88.7%という結果になっておるわけでございます。  公債費につきましても12年度は20.0%でございまして、若干これは下がるものというふうに見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  柏本市長公室長。 ○柏本光司市長公室長  失礼いたします。  それでは、市民参加についてのお問い合わせでございますので、お答えさせていただきます。  ご承知のとおり、市長の公約の中におきまして市民参加をうたわれております。また、今日のように厳しい時代に対応するためには、行政と市民の方々との協働ということが一層必要となってまいります。このようなことから、市民の方々への積極的な情報の提供とあわせまして、市民の方々からのご意見を賜ったり、あるいはご提言をいただいたり、市政へのご参画を願っていくということが大事であると認識いたしております。  具体的には、ご承知のとおり市政懇談会等を実施しているわけでございますが、例えば環境基本条例等の部分で申し上げましたら、まず、環境問題の懇話会につきましては公募委員制を採用いたしました。こういう努力をいたしました。また、懇話会での審議そのものを公表することによりまして、広く市民のご意見をお聞きし、それに反映していこうという努力をいたしました。それからまた、これからですけれども、この懇話会とのパートナーシップによります基本計画づくりを進めていこうというように考えております。
     このように市民参加に向けた努力は今後とも必要であり、続けて行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと存じます。  以上です。 ○梅原一六議長  岩井福祉保健部長。 ○岩井広福祉保健部長  それでは、私の方から福祉施策についてご答弁申し上げます。  まず、1点目のいわゆる特養の待機者のご質問であります。これにつきましては昨年の10月現在で、いわゆる京都府下南部の施設に照会をいたしたわけでございますが、この結果、108人というように聞いております。  次に、2点目のいわゆる低所得者が利用料によって介護を受けるのを控えているのではないかといったご質問の件でございますが、これにつきましては、13年の4月と13年の10月のそれぞれ比較をしている中で、いわゆる低所得者と言われている第1段階、第2段階の方でございますが、これらの方につきましては、いずれも平均よりも上回っておるという状況でございます。  次に、3点目のいわゆる山城町にできる入所施設のご質問の件でございますが、これにつきましては、今現在、京都府の方が広域的にそういった入所者の決定の調整を行っておるということでございますので、現段階ではちょっと具体的に申し上げられないということでございます。  それから、4点目のみんな仲間教室の支援のご質問でございます。これにつきましては第1質問のときにもご答弁申し上げましたように、今後の事業計画の中で一定そういった事業内容に応じて府や市の方で調整をして、補助できるものは補助してまいりたいと、このように考えております。  それから、最後の就労の問題でございます。これにつきましては、実はことしの4月にオープンを予定いたしております生活支援センターの中でも一定こういった問題について相談に応じてまいりたいということで考えております。また、現在の就労先といたしましては、それぞれの授産施設に対する委託等も、例えば市の方がこういった授産施設の方にも委託を行っておりますし、また、企業の方としては、先ほど言われました東城陽ゴルフ以外にも山城養鶏所といったものがございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  西村教育長職務代理者。 ○西村邦彦教育長職務代理者  それでは、5日制の関係でのご質問にお答えさせていただきたいと思います。  学校の開放、第2・第4の以外の部分というご質問でございますけれども、1つは、学校を第2・第4以外にもグラウンド、体育館の開放を考えておりますけれども。これは一つの受け皿として場所の提供を考えようというところでの部分を考えている1つの方法でございます。ただ、この5日制の受け皿としては、そういう場所の提供だけじゃなしに、事業としていろんな部分での受け皿というのは当然考えていかなきゃならないと思っていますし、ソフト面としていろんな事業を、教育委員会の関係の事業としてもいろんなものを考えていますし、また、先ほど言いましたように、コミセンの方でもいろんなところを考えていただいております。そういうふうなソフト面での事業で、受け皿としていろいろ考えるというのもあります。それからまた情報を提供してあげるというようなところで、総合的にそういうものの学校5日制の受け皿というものは教育委員会、あるいはまたいろんな団体とも連携しながら総合的に考えていくべきものだ、それらの中の一つの場所の提供として学校の開放も考えている、こういうことでご理解をいただきたいなというふうに思います。  それから、中学校のクラブの関係でございます。これは従来から1週間のうちに1日も休みがないような、そういうふうな部分については学校の方でこれは適切に考えてほしいというふうな指導は従来からしておりますし、今回の5日制の趣旨も踏まえた、こういうような部分での適切なクラブ活動を実施をされるというふうにそれは考えております。  ただ、先ほど言いましたように、部活動に対する子どもたち、あるいは保護者の期待というのも非常に大きなものがありますので、その辺の部分は総合的に考えながら適切なクラブ活動というものを、これは指導していかなければならないし、現在、学校の方ともそういう面で、そういう観点でやっていただいていると、こういうふうに考えております。 ○梅原一六議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  今の学校教育の関係でありますけれども、先ほどの答弁と今の答弁と両方ともあんまり変わっていないということで、いろいろとおっしゃっていますけれども、受け取りとしては、この第2・第4の土曜日の扱いと余り変わらないのかなとちょっと寂しく思うわけでありますけれども、もうあと半月もいたしますと、この4月、完全5日制がスタートいたしますので、ほかの総合教育だとか、いろんな学校での新カリキュラムに沿った取り組みは各学校で精力的に進められておりますけれども、この5日制の根本的な土曜日が休みになると。この点についてのちょっと出おくれといいますか、その点を感じるところでございます。やはりいろいろということではなくて、これをやりますということがはっきりと出されますように、予算委員会もありますので、そのあたりをまたお尋ねもさせていただきたいと思います。  それから、給食についてでありますけれども、今の中で、場所につきましてはいわゆる城南病院の北側ということで、私も見に行きましたけれども、現在竹やぶですね。その前に何かすばらしい広い道路が建設中でありますけれども、そこに建てられるということでありますが、これはもう聞けないのであれなんですけれども、あの道路がストンと太陽が丘線に突き抜ければ、建設されたときに、すぐにこれが市内の学校に運ばれると思うんですけれども、あのままでありましたら、近くなるのは青谷小学校と南城陽中学校が現在より近くなるということで、すぐ近くにある富野小はちょっと遠くなるぐらいの感じになるんですけれども、押してはかるべしで、よそはもっとあれですからね。これは本当に城陽市の都市計画の中で言いいますと、位置づけとしてあの場所が本当にいいのか。センターはできたけれども、ダンプ街道をおりてきて24号線に入らなきゃならないというようなことが起こるんじゃないかという心配が起こります。この件も、これもまた予算委員会でいろいろとお聞かせをいただくということで、ぜひともその中で、子どもたちや親、保護者の要望、また地元のそういう特に農家の関係の方ですね。先ほどからお話がありましたけれども、ニンジン、サツマイモ、さまざまで、梅干しやとか、そういうので、地場産の生産者の方も含めていろいろと期待がございます。そういうことにもこたえられるような案をやはり具体化していってほしいと思いますし、建設につきましても、先ほどちょっと聞くのを忘れましたけれども、今年度の予算で発掘調査費が109万5,000円、なお債務負担行為として5億2,000万ということでありますが、面積も、これをちょっと聞きましたら、文教常任委員会のときには敷地面積が5,100平米と。また、この敷地面積につきましては、敷地といいますか、じゃなくて、建物の面積が第1と第2を足したものより若干広いようなことも聞いているわけでありますけれども、こういう点につきましても、やはり保護者や、また関係者の皆さんの要望というのは、いちどきに8,000食規模ということでありますけれども、1つのラインといいますか、そういうことで無理がないようにという、さまざまなそういうことも考えての、本当にしわ寄せが子どもたちに来ないということでやっていただきたいと思います。この点は、先ほど申しましたが、予算委員会でまたご質問させていただいたりしていきたいと思います。  順が不同で申しわけないんですけれども、財政の問題で、13年度の見込みというのは出ないということでございますけれども、これにつきましては、いわゆる公債費は先ほどご答弁がございましたけれども、若干また下がるということでありますけれども、やはりこれまでにお話がありましたように、本市の予算規模からすれば過大な建設といいますか、そういう事業。そういう中でこういう大きな無理が来て、市民に犠牲がかぶせられるというようなことが起こってきているんじゃないかと思います。市長の施政方針演説にしましても、また本市のそういう計画を進めていかれるに当たりまして、そういうものがちらちらと見えてくるわけでありますので、この場合やはりどちらを先にするのか。そういういわゆる基盤整備とかいう名前のもとにそういう大がかりな事業を優先をさせて、市民の暮らしが、また子どもたちの教育が犠牲になるということがないように、この点ぜひともお願いしたいと思います。  あと、まちづくりのところで先ほど要望させてもらいましたけれども、また第2質問にお答えいただいたんですが、市民参加を基本計画づくりの中へも、公募、あるいは公表、いろんな形でやっていきたいということでありますので、この点はぜひとも市民によくわかるように、以前に委託、委託ということで、これが市民にわからないところで計画がつくられたというような時期もございました。そういうことがないように、ぜひとも市民の要望がはっきりとここに反映がされるということをお願いをしたいと思います。  なお、水度神社のいわゆる緑のトンネルといいますか、この参道の件につきましては、具体的にこれまでにさまざまな方々から質問がされたんですけれども、まだこれからのことやという部長からのご答弁がございました。これは、やはりこうやっていきますと、また次に質問させていただいても、またこれからですということでは一体何をされているのかということになってきますので、これは予算委員会でもう少し詳しくお聞きしたいと思いますけれども、ぜひともこれは早急に、相手がおられないわけじゃないですので、また恐らく宮司さんだけじゃなくて総代の方もおられるんじゃないかと思います。早急に詰めていただきたいと思います。  それから、福祉の関係で、今お聞きしましたら特養の待機者が108人。これはかつてない人数じゃないかと思います。これは減りません。候補者がいっぱいおられますから、どんどんふえていきます。と思います。それで、現在、高齢化率といいます65歳以上の方の率が14%と言われておりますけれども、どんどんこれが上がっていく中では、やはりこれを、横からも声が出ていますけど、市としてどういう対策を持っておられるのかね。50床ふえましたのでと言われても、その50床が城陽市から全部入れるわけじゃないんですね。やはりそういうよそに頼るということも、よそから来られる方が多いぐらいですから大変なことですけど、これから本当に真剣にこのことは対応を考えていただきたいと思いますし、それについてはやっぱり予算委員会でこれもまた、何か宿題ばっかりですけど、もう聞けませんので、申しわけないですが。  あと、要望といいますか、仲間教室の件については今後の事業計画の中で府市で調整をしていきたい。これはやはり本当に前向きにやっていただきたいと思いますし、この間もバザーでものすごい人でしたけど、やはりそのバザーの売り上げはほとんどボランティアの人も含めてこちらに回すということで、今、内装とかに1,000万ほど必要だということで、何か聞いていますと、もう既にあそこは買収されたということを聞いていますけれども、そういう保護者の方々が本当に身を削る思いでやっておられることに対して行政としてこたえていく、それが当たり前だと思いますので、これも対応をよろしくお願いしたいと思います。  要望ばっかりになりましたけど、以上で終わります。 ○梅原一六議長  大西吉文議員。 ○大西吉文議員  〔登壇〕 城志会の大西でございます。お昼御飯も入り眠たい時間帯だと思いますが、しばらくおつき合い願いたいと思います。  きのうは啓蟄の日であり、一雨ごとに春らしくなってまいりました。青谷の梅林もことしは盛況で、府道上狛城陽線では渋滞が起こり、近所からの苦情でパトカーが出動する事態が起こり、行政としても一日も早い何らかの対応が必要であると思います。  日本経済は青谷梅林の盛況とは裏腹で依然厳しく、京都府内の完全失業率は全国ワーストスリーの6.3%と報じており、先に明るさが見えません。整理回収機構は、旧南京都信用金庫の破綻に伴い、経営者責任を問う賠償訴訟が起こされました。狂牛病による偽装や企業のたび重なる偽装、あげくには農産物までもが産地のすりかえ事件など、何を信頼し、信用してよいのか理解に苦しみ、企業社会の無責任時代と言っても過言ではないでしょう。  ことしのキーワードは責任ということではないでしょうか。企業責任、行政責任、個人責任と、城陽市政の中でも、さわやかマナーブックにも提唱されているように、おのおのがしっかりと責任を果たさなければならないと思います。  さて、本市においては、平成14年度施政方針が提出され、その演説を拝聴いたしました。その中から、信頼される市政推進について質問してまいりたいと思います。  市政の根幹は、市民の要望と福祉の向上に対する推進のため、法律はもとより、城陽市条例など、一定の取り決めの中で市民のための行政執行がなされているものと理解しております。また、条例などは時代とともに、そのときどきに合った設定と運用が図られていかなければならないと思います。  そこで、過日問題となりました、市の委託作業中に発生した茶畑農家に対する損害賠償の件でありますが、市は当然委託契約については、市の入札にかかわる条例により契約されたものと思います。  そこで、1、本市における業者選定に問題はなかったか。  業者は府の経営審査申請に基づくランクづけがされていると思いますが、市の数値設定による評価と符合するかどうか。市内業者育成の立場からランクづけが甘かったのではないでしょうか。  3番目に、今回、府の計画している運動公園アクセス道路に、市はダンプ専用道を接続するための計画が方針の中で述べられております。以前、久世奥山2番地の森林を基金運用により保全し、東部丘陵地の整備につなぐよう提案いたしましたが、そのとき、東部丘陵地整備に対する基金であり、使用できない旨の答弁がありました。今回の方針は、条例の解釈に疑問が残りますが、道路財源と明記されていないが、いかがなものでしょうか。  平成10年第4回定例会において、当時市長公室のとった嘱託職員契約が執行されているにもかかわらず、諸般の事情で委託業務契約を行い、いわゆる二重契約された件について、当時公室長であられた市長の責任はどのようになされたのか、当時の課長の責任はどのようにとられたのか所見をお尋ねいたしますとともに、例えば身近なところで言えば、税金の徴収業務の中で仮に対応すれば、条例に基づきペナルティーがかけられるでしょう。そういう職員間における甘い体質、特に管理する側の体質が甘ければ無責任時代を生む温床になりかねません。市長公室長の所見をお聞かせください。  第2に、行政改革について質問いたしたいと思います。  私が市会議員になってから、行政側は第三次、第四次と行財政改革に取り組んでこられました。昨日の鈴木議員の質問に対し、市長は第三次、第四次の改革は実らなかったと答弁されました。その原因は何だったのでしょうか、お尋ねいたします。  私は、机上プランで、行政側にやる気がなかったからではないでしょうか。行政と議会の緊張感がなかったことも1つの原因であり、その責任は議会人にもあるでしょう。しかし、執行権者は理事者側にあり、そのために、トップに立つ者は襟を正すべきであると思います。  施政方針23ページの施策2の1をもとに、人事考課制度について質問いたします。  本市においては、地方分権の推進に伴い、自己決定・自己責任の原則に基づく市政運営が強く求められている中、国よりも早く取り組まれた努力に対し敬意を表したいと思います。  国においては、平成13年12月25日、公務員制度改革大綱が閣議決定され、人材育成を図る仕組みの整備、組織目標の設定及び行動基準の確立がうたわれています。人事管理者が職員の育成に関する方針を定め、行政課題に的確に対応する能力を有する職員の計画的育成に努めるとともに、職員もみずから進んで職務遂行能力の開発・向上に努める仕組みにすることなど、速やかに所要の改革を実施するように伝えています。  本市は、平成11年度に人事考課制度を構築し、12年度、人事考課をする人、すなわち評定者の人材育成がなされました。平成13年4月1日から人事考課が実施されました。私ども議員有志は、平成12年、政策課にお願いし、研修を受けたところであります。  さて、自己決定・自己責任を担う人材育成や意識改革の効果はいかがなものでしょうか。  また、職員は、行政ルールに基づいた業務執行能力、法務能力や施策形成能力などを身につけた、いわばプロの行政職員を目指すべきであると思います。管理職の評定はだれが行うのか。外に厳しく内に甘い評定では再任用制度にも影響することを申し添え、第1質問といたします。 ○梅原一六議長  2時10分まで休憩いたします。         午後1時56分     休 憩         ──────────────         午後2時10分     再 開 ○梅原一六議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  橋本市長。 ○橋本昭男市長  それでは、大西議員の質問に、まず私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  最初のご質問は、平成10年にご指摘いただきました嘱託職員に関するご質問でございます。当時ご質問いただきました内容は、慶山市に訪問した際に嘱託職員が同行いたしました件で、市の職員として随行員として処理すべきところを通訳として委託業務により処理しました件について、当時大西議員の方からご指摘をいただいていたものでございます。  議員のご指摘に対しまして当時私の方からお答えをさせていただいたわけでございますが、当時の市長並びに私も初めての慶山市の公式訪問でもあったといったこと、それから人事交流協議等の詰めの段階でございまして、担当いたしました交流員が窓口になりまして詳細対応をいたしていたこと、かつ両市の組織、仕組みに熟知していたこと、これらを申し上げるとともに、議員ご指摘のとおり随行員として対処すべきであったわけでございますが、私どもの方といたしましては、随行になじまない諸般の事情から、通訳業務として委託業務で対処したことをご説明申し上げたわけでございます。加えまして、ご指摘いただきました内容を十分心得まして今後適切な事務執行に努める旨当時お答えをさせていただきまして、大西議員の方からも、すべてわかったといったことでなしに、今後の執行には十分留意するように、こういったご意見を承ったわけでございます。  なお、その後の対応でございますが、同様の事務に対しましては、嘱託職員の身分的位置づけに基づきまして適切な事務処理を行っているところでございます。  さて、今回は、それでは当時の担当職員の責任処分についてどうであるのかと、こういったご指摘でございます。今も申し上げましたわけでございますが、ご指摘の内容を契機といたしまして、十分な反省をもって、適正な事務執行に最善をもって対処させているところでございます。  そこで、地方公務員法29条におきましては、職員の法律、条例、規則等に対する違反、職務上の義務違反など、全体の奉仕者にふさわしくない行為に対しましては懲戒処分等の規定があるわけでございます。懲戒の処分には、戒告、減給、停職、免職の処分があるわけでございます。しかしながら、本件に関しましては、諸般の事情やむなく選択した事務処理でございまして、懲戒処分に該当すべき事案であるとの判断はいたしておらないわけでございます。したがいまして、今回改めてご指摘いただきました内容であるわけでございますが、今後とも十分に心得まして、さらに適正な事務執行に努めてまいる。このように思っておりますので、改めてご理解を賜りますようお願いをいたしたいと思います。  それから2点目でございますが、2点目は、昨日の鈴木議員の行財政改革に対する私の答弁の中で、今ご質問いただきましたのは、何か私の答弁の方がちょっと理解していただけなかった部分があるようでございまして、再度ご質問をいただきました。  それは、大西議員の方からは、第三次、第四次の行革は実らなかった、このような答弁をしたではないかと、こういったことでございます。改めまして、この場をおかりいたしまして、昨日の答弁をもう一度させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  行革に対してお答えをさせていただいた内容は、1つは、社会情勢が大きく変化する中で、市政運営におきましても将来を見据えた確かな先見性を持ち、今後予想される諸課題に的確に対応できるよう、現時点で行財政運営全般にわたる改革を行い、今後の社会に対応できる環境整備に努めていく必要があること。2つ目には、そういう意味で、これまで進められてきた第三次、第四次の行財政改革の取り組み課題は城陽市の行財政運営において重要な課題であることから、基本的に継続し、さらなる効果を上げるよう努力すること。加えまして、私の行財政改革の理念として、行財政改革の真の目的は、市政を時代・環境の変化に迅速に、かつ柔軟に対応させ、市民の信託にこたえた行政、市民に納得してもらえる行政を展開させることであり、これを実現するために行財政改革の基本的な考え方として、1、市民の視点からの改革、2、3と、こう続いてお答えいたしたわけでございます。そういったことで、ひとつ改めましてご理解を賜りますようお願いをいたしたいと思います。  そのようなことで、決してそういう状況でなかったというふうに思っておりますので、改めてご理解いただきますようお願いいたしまして、私の方からのお答えといたします。 ○梅原一六議長  栗栖助役。 ○栗栖俊次助役  それでは、人事考課につきまして、私の方からご答弁申し上げます。  平成13年の4月から導入いたしましたこの制度につきまして、すべての職種の職員が何らかの形で業務に関する目標設定ができまして、目標設定、また目標達成の個別面談を実施することで上司とのコミュニケーションが図れたという効果があったと考えておるところでございます。  大綱におきましては、この制度につきまして、組織の期待、要求にこたえられる人材づくり、さらに職員個人の生きがい、働きがいの充足にこたえ、あわせて職員の能力の発見、育成、活用のため、目標による管理を取り入れた人材育成型の人事考課制度としておるところでございます。  この目標の設定に当たりましては、市の方針に基づき部、課へとおろしていくもので、個人の目標の位置づけが市の方針の中で明確になるため、何のための目標かが認識でき、意識改革が図れ、職員のやる気につながります。今後も、制度実施による効果を高めるため、この本制度の定着に向け努力してまいりたいと考えております。  また、管理職につきましては、直属の上司が評定をすることとしております。例えば課長でありますれば、一次評定者が次長、二次評定者が部長、調整者、いわゆる最終決定者が特別職というような形で複数の評定者となるようにしておりまして、公正な評定が確保されるよう留意しておるところでございます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  私の方からは損害賠償事案に係ります業者選定につきましてお答えしたいと思います。  本市におきます指名業者の選定につきましては、入札に関する事務を適正に実施するために、現在、助役をトップといたしまして、事業担当部局と、それから契約担当部局、総務の部局ですが、その管理職で構成します入札・契約事務処理委員会を設置いたしまして、指名する業者の選定を行っているところでございます。  お問いかけの損害賠償事案でございます木津川右岸の除草業務の委託業者の選定につきましては、指名競争入札参加者に係る指名基準の建設工事の基準を準用いたしまして、市内の土木一式工事の登録業者の中から、特定建設業の許可を持っておる、前年同事業の指名実績を有していました14社を指名したものでございます。  当該委託業務につきましては、昭和62年から国から委託を受けておりまして、昨年度まで特に大きな問題もなく実施してきたところでございます。そういったことから、従前同様の業者選定を行っているものでございます。  それから、本市におきますランクづけでございますけれども、本市におきますランクづけにつきましては、議員が申し述べられましたとおり、建設業者の施工能力や経営状況等を客観的な指標で評価する経営事項審査の総合評点を基本といたしまして順位づけを行いまして、4つの等級に設定を行っているところでございます。また、市内業者にありましては、毎年度指名の登録の受け付けを行っておりまして、申請書に添付されております経営事項審査の総合評点を基本といたしましてランクづけを行っているところでございます。  特に市内業者ということで甘いのではないかといったご質問もあったわけですけれども、特段のそういった配慮ということではなしに評点を行っているということでございますので、ご理解をお願いしたいというふうに思います。 ○梅原一六議長  狩野都市整備部長。 ○狩野雅史都市整備部長  私の方から基金につきましてご答弁させていただきます。  基金の処分につきましては、城陽市山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金第6条におきまして、基金は、山砂利採取跡地及びその周辺の公共施設の整備に必要な財源に充てる場合に限り、その全部又は一部を処分することができると規定しております。  東部丘陵地地区内通路整備につきましては、まさしくこの基金条例で規定するところの公共施設の整備に該当するものでございます。ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○梅原一六議長  柏本市長公室長。 ○柏本光司市長公室長  それでは、私の方へのご質問にお答えさせていただきます。  職員間における体質の甘さということでのご指摘でございます。ご質問のとおり、管理する側に甘さがあれば、無責任な人、職員を生むと、そういう要因になると考えます。自治体にとりましてますます厳しい状況となっていく中、私ども職員の意識、能力についてはシビアさ、真剣さが一層求められているところだというように認識いたしております。ご指摘の件、十分私自身自戒いたしますとともに、与えられました職務、職責をしっかりと認識いたしまして今後の職務遂行に努力いたしてまいりたいと存じますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。  以上でございます。 ○梅原一六議長  大西議員。 ○大西吉文議員  何か元気のない答弁やなあ。後ろめたさがあるのと違いますか。  まず、適正な事務執行をしていると。間違った判断。これね、条例を、あなた方プロが間違った判断をしたわけや、委託契約と嘱託契約、二重契約いうのはね。わかってる。ご理解してくれということですけど、私は自分の身をもって言うてるわけや、例えばと。税を滞納したら、これは必ず延滞金だとか何やかんやいうて、きちっとペナルティーをかけてきはるやんか。そしたら、自分らが議会と行政とで決めたルールを破っておいてペナルティーがないというのは、それが何で適正な事務執行なんですか。  これは私は1と2とで行政の人事考課と、それからその上の契約は連動しているわけですよ。これ、事件は10年です。11年から人事考課しているわけや。その効果があらわれていない。ミスした人間が、なぜ人材育成型で個別面談ができて効果があったと。今、栗栖助役の方からそういう話があったけど、考課されてないやん。前市長は3,000円か4,000円のタクシーチケットを使ったということで、月給の10分の1をおのずから減給処分をしてはるわけですよ。一方我々市民にはそういうペナルティーをかけておきながら、自分らでとったことに関しては、なおかつ人事考課をしておきながら、それがひとつもトップには反映されていない。  この人事考課の実施要綱を見たら、勤務評定は、能力及び態度を客観的かつ公正に評定することと書いてあるわけや。どこにそれが生かされているんですか。それはね、こういうことを知らない人間が質問しているのと違いますよ。一般市民ならそれで通用するかもわからん。これは、やっぱり市職員間の中でも、おかしいという声が出ているわけや。だから私は質問さしてもうてるわけです。これは先ほど内田議員さんが橋本市長に、老婆心ながら、こうしなさいよとおっしゃったのと同じように、私も少なくとも支援した関係で、しっかりした市長になってほしいわけや。老婆心ながら言うてるわけです。皆が盛り立てようとしているときに、行政の中でこういう評定をしていて何が個別面談ができて効果があった、人材育成型やと。人材育成してないやない。だから私は管理職はだれが裁定するんですか、評定するんですかと言うてるわけや。  それでね、評定者と被評定者の区分というのも私はいただいていますよ。しかし、こんなん、あんた、二次評定者の中でなあなあでやっていたら何してることやわからへん。下に厳しく上にやさしい。こんなん僕はね、議会と行政がチェック・アンド・バランスの構造を図っていくとすれば、私はやはりきちっとチェックしていくのが我々の使命やと思う。恐らく内田議員さんも老婆心でおっしゃったのは、議会のチェックということをしっかりしていこうということでおっしゃったんだと思うんです。ある意味では、いい先輩議員を持って僕は幸せやなあと、こう思ってますわ。私も学んでいるわけや。これはね、答弁してほしいね。  結果的にですよ、今の答弁を見ていたら、ある意味では私はエールを送った。国よりも、国は13年の12月25日にやっているわけや、先ほど言うたように。そうでしょう。人事考課制度を取り入れていかないかんから頑張りましょうと言うているわけです。でも、城陽市は11年から既に先やっているわけや。先進地ですわ。全国からまた視察に来はるやろ。ところが内部を見たら、やっぱり評価制度が立ち上がってへんのと違うかなと思う。余りにも焦り過ぎたのと違うかなあ。その辺、第2質問をしたいので、それに的確な答えがいただきたい。  やはり現行の勤務評定制度というのはもう古いんだと。だから能力評価と業績評価からなっていかないかんと。なおかつ公正でなかったらいかんと。納得性の高い新たな評価制度を導入しなさいと、こうなってるわけですわ。そういうのが生かされてないように思うわ。だから私は、やはりその辺めり張りつけて、しっかりと悪いところは悪いで正していただかないかんのと違うかなと思いますよ。その点、あなたの施政方針演説の中で、前市政のときはごたごたして府市協調ができなかったと。だから府市協調していくということをおっしゃってますやん。しかし、少なくとも前市長は、自分の瑕疵はきちっとそうして自分で処罰してはりますわな。やはりトップに立つ者は、そういうことをやはりきちっとしておかないけませんわ。そうしないと、このマナーブックも泣きますよ、マナーブックも。マナーブック、これ読みましょか。まあ皆さんね、接遇の心構えとか、非常にいいことを書いてますやん。そやけど、トップがきちっとしなかったら、だれがこれを一般職員に指導するんですか。市長公室がしっかりせんことには、だれが評価するんですか。この辺頑張ってほしい。  それと、東部丘陵地の整備に関する基金の問題ですけど、これ今、まあ、前と同じような答えですわ。公共施設に供するものには使えると。そしたら、残地森林を買収して公園にすること自体が公共の施設に供するということにならないのかな。その辺の僕はとらえ方がどうもおかしい。むしろ、府市協調と言いながら、京都府は城陽市の気持ちを踏みにじって緑をむだにつぶしてしもうたわけや。今回つける道路については、ある意味ではダンプ専用道路ですやん。事業者の利益のために城陽市はそういうお金をつぎ込んでええのかどうか。その辺も考え方自体がおかしい。私からしたら、そんなのは言いわけとか理屈づけですわ。これは非常に行政マンというのはすぐれてるね。僕はそう思いますよ。その辺もう一回狩野部長から答弁をもらいたい。  それと、契約、この間の茶園畑の契約ですけど、このときは狩野部長がお答えになって、代理授受については、保険については勉強して対処したいというお話があったんですけども、その辺どのような対応策を考えられたのか、改めてお聞きしたいと思います。  それと、地元業者を育成するということでランクづけが甘いのと違うかと言われているけれども、ちゃんとしているということですけど、じゃ、大体どういうものを基準にランクづけされているのか、その辺が第1質問のときに答弁をもらっていないんです。漠としたのでいただいているから、わからない。私は、やはりこういう経済情勢の中ですから、ある意味では、むしろ給与明細なんかがきちっと出せるような企業というものをやはりしっかりと育成していくべきじゃないかなと、このように思うわけですけども、それについての所見をお伺いしたい。  以上です。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  それでは、私の方から再質問にお答えをいたしたいと思います。  まず、大西議員の再質問の中にありましても当時慶山市に訪問した際の契約に対するご指摘があったわけでございます。私、当時も、いろいろとそのご指摘を十分踏まえる中で、今後の事務執行に当たっては適切に対応していきたいとお答えをさせていただいたわけでございます。今、その大西議員の当時の寛容な発言に甘えているわけじゃないんですが、今現在も含めて、当時の事務執行はいかがなものであったかといった反省点に立って今日的な事務処理の仕方を行っているわけでございますので、その点はひとつよろしくお願いをいたしたいというふうに思っております。  そこで、その行為そのものが現在の人事考課に反映してへんやないかといったつながりでご質問をされておるわけですね。これは後ほどまた助役の方から補完するかもわかりませんけども、私が、この人事考課と申しますのは人材育成型の人事考課制度であると。これはひとつ目標設定を行いまして、当該年度にその職員が設定した到達度はどうあるべき、どの程度到達したかといったことと、その業務処理をどのように適切に行ったかといったことを客観的に評価しようと。単純に言えばそういうことなんですね。そうしますと、11年とか10年の行為そのものをその目標設定に反映ささない。ですから、過去例えば不適切であったかもわからない事務執行をとらまえて当該年度のその職員の人事考課に反映することはない、そういうことなんですよね。例えば懲戒行為を受けた。停職なり、休職なり、戒告、訓告も含めて受けたといったことが、例えば13年度に、じゃ君は12年度に戒告処分しておるから、目標設定というこの人事考課制度に過去のこのことは直接的に反映さすことはないわけですね。それは、例えば懲戒を受けたら、懲戒を受けることによって、そのことについてはもう終わりなんですね。罪の蓄積はあるでしょうけれども、人事考課に生かしていくという方法じゃないわけでございますので。
     ただし、それは先ほどもお答えいたしておりますように、当時事務執行については不適切であったといった反省点に立って、繰り返しがあるわけでございますけども、そのように今後は十分事務執行を適切に行っていきますと。このことで、私はそのことはそのこととして、先ほどもお答えしましたように、懲戒行為に当たらないといった判断で今日に立っておるわけでございますので。  それと、もう1点、人事考課のあり方で大西議員が質問の中でおっしゃっていますのは、上に甘く下に辛い。これは実は13年度から実施してきたんですね、12年度試行しまして。ですから、どういった中身のもとで上に甘いじゃないか、下に辛いじゃないかと。これは具体的に私ども処遇に反映するとかいったことは、まだまだ人事考課制度そのものが熟成しておりませんので、いずれ究極はそういった処遇に反映させていきたいというねらいはあったとしましても、今現在そういう状況でないので、大西議員が質問の中でおっしゃっているように、じゃ管理職に甘くて下に辛いやないかと。これはまだ実態として出てきておらないわけでございますので、その点はひとつご理解をいただいておかないと、慶山市に嘱託職員を随行させた。それは随行であったり契約であったりといったことそのものが今の人事考課制度そのものに反映さすべきでないかと、こういうご指摘なんですけど、それはそういうようなものではないという点はこの場ではっきりとお断りしておかないと、また何かご指摘を受けるというようなことになりかねませんので、そこは十分ご理解いただいて、ただし、管理職そのものが日常業務の中で管理職にふさわしくない行為があれば、これは人事面で私は適切に処理をさせていただく。このことはお約束させていただきたい。このように思います。 ○梅原一六議長  栗栖助役。 ○栗栖俊次助役  制度の関係で、今、市長の方からまず今回の件に関しての考え方のご答弁をさせていただいたんですが、改めて人事考課制度そのものにつきましては、もう一度ご理解をお願いしたいのは、当然事務の適正な執行に努めるということで、これは当然の責務であると思っておりますし、ただ、これまでも事務執行におきましては議会、監査も含めましていろいろとご指摘も受けた事例がございまして、そういうことを踏まえながら、さらにそのためにこそ組織、人材、また職員の能力向上を図っていこうということで、この人事考課制度で人材育成型の制度として取り組んでおるわけでございます。ご指摘のとおり平成13年度から制度実施はしておるわけですが、これにつきましても、人事考課による昇任、これらにつきましては、この制度が定着後に反映をしていこうという形でご説明もしてきておりますので、先ほど来の、いわゆる人事考課をやっておるから、過去に何か問題があったからというご指摘なんですが、そういう人事考課による昇任とか、そういう形のものの制度適用はまだしておらないということで、ご理解をお願いしたいと思います。  それから、いろいろ過去にも事務執行上問題がありまして、その辺は陳謝もし、また改善もしてきておるわけですが、当然この人事考課制度の中でどういうふうに反映されるかとなりますと、例えば何かミスがあったと。それについて、その原因、理由というものが当然解明されるわけですから、そこでその本人の、職員個々の目標設定の中には当然その原因となったさらに検証すべき内容、そういうものも個々に目標設定をしてまいりまして、そういう個人個人に相当複雑な形で目標設定がされるわけでございまして、それをこの人事考課制度の中で改善をしていくというふうなこともねらいの1つとなっておりますので、そういう経過で現在取り組んでおるということでご理解をお願いしたいと思います。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  先ほどの経営事項審査の内容について、もう少し補足説明が足りませんでしたので、申しわけございません。  経営事項審査の審査につきましては、これは国または都道府県が審査を行うことにしておりまして、その中身につきましては議員もご承知だと思うんですけれども、資本金の額、あるいは従業員数、特に技術職員については1級、2級とか、そういった資格のある者の人数によってまた点数が変わりますし、また売上額、そういったものが総合的に配点されておりまして、全体的にその合計点としてあらわれてくるというものが経営事項審査でございまして、その審査の結果、その審査を受けられた写しを市の方に添付していただいて指名願いを受け付けすると。その点をもとに我々としては格づけをしていくといったようなことが基本的な格づけの手法というふうに考えております。  以上でございます。 ○梅原一六議長  狩野都市整備部長。 ○狩野雅史都市整備部長  私の方から、まず基金につきましてご説明させていただきます。  基金につきましては、山砂利採取跡地及びその周辺の公共施設の整備に必要な財源といたしまして、東部丘陵地の利用計画に基づき、同地区内の幹線道路として整備するものに充当するものでございます。  それから、損害賠償の保険の関係でございますが、今日までどういう形でその辺検討したかということでございますが、今回、工事保険やその他の損害賠償保険につきましては、保険の制度そのものが実損てん補との基本的な考え方から成り立っているようでございまして、実際に事故が発生した時点で、その損害に対し被害者に賠償金が支払われますので、工事保険契約時点では事故の発生がなく、被害者が存在しないことから、支払い先を特定する契約はできないようでございます。  賠償金の受け取りはあくまで契約者となるようでございます。ただし、契約者の同意と了承がされたときは、保険会社が被害者に直接支払うことができるとのことでございます。  今後は、今回のを教訓とし、万が一の際の賠償金の支払い方法について、被害者や市が不利とならないための手法を検討してまいりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  先ほど私の発言の中でいささか不適切な部分がございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  そのくだりは、管理職等において不適切な行為等があったら人事面で処理したい、このようにお答えしました。これはいささか勇み発言でございまして、地方公務員法に照らしまして、処分が必要であれば懲罰委員会等に諮り、適切に対処いたします。このようなことでございますので、改めて撤回させていただきまして、お答えといたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○梅原一六議長  大西議員 ○大西吉文議員  ちょっと後ろからいきましょか。決して地元業者に甘くないんだという坂上部長のお話もありましたけど、大体、恐らく城陽市で指名されるような業者さんというのは、やはり先ほどおっしゃっていた売上高というものがございまして、それに対しての請負業者の賠償責任保険というものを必ず掛けておられると思うんですよ。これは私もある方からお聞きしますと、前払いだと。前年度の、前年度、要するに今でしたら12年度の工事高に対して先に掛けておくんだと。仮に13年度の請負工事の金額が少なかった場合は、その中から保険料は減額されて返ってくると。そういうシステムだというふうにも聞いております。ですから、少なくともやはりそういうことがきちっとできる業者さんですね。あるいは雇用されている方々の労災がきちっと掛けられている業者さんだとか、あるいは給料明細がきちっと出せる業者さん、そういうふうにやはり適切な指導をする中で、今、狩野部長がおっしゃったように保険は当然契約者と被契約者のことが当たり前でございまして、念書を入れることによって今おっしゃったそういう代理授受業務というのができるわけですから、これはやはり、別に業者さんにとってはその念書を入れたからどうこうなるわけでもございませんので、これはひとつ行政が安心してまた業者さんに仕事を任せるための一方策として、ぜひ次の契約から実行していただけたらいいんじゃないかなあ。これはだれにも念書を入れることが苦にならないわけですから、そういうふうにしてやはりきちっとやっていただいたらありがたいなあと。提案した者として、これは生かしていただけたらありがたい、このように思います。  それから、10年度のことやから13年度で、そんなん、それはて、それはおかしいですわ。行政というのはずっと継続で来ているわけでしょう。民間の会社やったら、そんな人事考課というのは許されしませんわ。それは確かに公務員は公務員法というのがあって、その中でやられているでしょうけれども、やはりそれはきちっとめり張りをつけなかったら、あなたの考えが甘い、それは。答弁をもらえませんので一方通行であれですけど、また次の6月議会でももう一回きちっと整理してやっていきたいと思いますけど、これはそやけど、納得できませんよ、こういうのは。既にこうして活字になっているのや。公正に評定すると書いてある。人事考課、勤務評定については。これは狭義ですか、私は。それはね、悪いことは狭義にとって、いいことは広義にとらなあきませんやんか。そうでしょう。それは第2条にちゃんと書いてある。これは私がつくったものやないですよ。行政がつくられたものですよ。それが行政が守られないなんて、そんなばかなことはないですわ。条例もそうですやんか。そしたら、やむを得ずとおっしゃった10年と全く同じことですわ。10年に私が答弁をいただいたのと一緒で。しかし事務執行は適切でなかったということをあなたは認めておるわけやから、それなりのペナルティーがあってしかるべきですよ。我々納税者は、いやいや、もうちょっとやむ得んことやったからいうて、それをやってよろしいんですか。いや、私、当事者やから。私は当事者やから言うてるんです。納税というようなものはやはり守秘義務がありますから、他人のことは言えませんわ。私のことで言うてるのやから。私は、ほんなら、それでいきますよ。市がそういう契約業務はやむを得ずでいけるのであれば、一般市民かてやむを得ずでいったってええやないか、そうとられてもいいんですね。いや、それは事実そうやで。行政だけがやむを得ずで規則違反しておきながらすり抜けられて、一般市民はそれが通らへんて、そんなばかなことないですわ。まあね、外務省を小さくしたのが城陽市やと言われんようにやっぱりやっていかないけませんわ。  私も市民から、今度の市長さんはどんな方ですかということをよう聞かれますわ。それでね、私はよく言うんですわ。しかし、きょうの答弁からしたら、ちょっと考え方を変えなあかん。新幹線に乗られても、すぐに300キロ出ませんやろ。乗客の方々の体に刺激を与えないように、ゆっくりとしたスタートで最高速度の300キロになりますよ。で、目的地に着くんです。今、橋本市長も走り出したとこです。もう少しじっくりと育ててやってくだいと、そういうて言うとる。そやけど、あなたのきょうの答弁からしたら、ちょっとがっかりやな。ちょっと言い方を考えないかんわ。  まあ、私、余り時間をとってもいけませんので、また6月議会でもう一度しっかりと裏を取ってやらせていただきたいと思います。  終わります。 ○梅原一六議長  3時15分まで休憩いたします。         午後3時01分     休 憩         ──────────────         午後3時15分     再 開 ○梅原一六議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  本城隆志議員。 ○本城隆志議員  〔登壇〕 本城隆志です。12月は声が出なくなりまして途中で休憩をとったりしまして大変残念に思っておりましたけれども、大分体調が回復しましたので、いい声で質問をしていきたいと思います。  今回の後、予算特別委員会もございまして、そちらの方にも出席が可能だということで、聞きたいことの大部分をそちらの方に回していきたいと思いますけれども、市長の施政方針の中から少しお聞きしたいというふうに思っております。  その前に、ことしになって外務省の問題、先ほども少し出ておりましたけれども、私も自民党の党員でありますけれども、非常に歯がゆい思いで国会中継を見ております。そうした中で、ひとり孤軍奮闘する真紀子さんの姿を見て感動しておる一人でございます。しかしながら、私は小泉総理を支える一人だという気持ちも持っているわけであります。つまり、携帯電話のストラップも小泉さんのお人形でありますし、それから昨年の総裁選挙のときには、知り合いに、「小泉さん、何とかならないか」とずっと電話しまくりましたけど、聞くところによると、京都で小泉さんの電話をしていたのは私ぐらいで、ほかの人はそんなことしてなかったようなことも伺っておりますけれども、私の電話したところは「小泉さんでいきますよ」という声でしたので安心しましたけども、京都は残念ながら小泉さんの得点はなかったということで、小泉さん以外の方に入れた方が自民党の方は多かったということで私は残念には思ったんですが、全国であれだけの小泉人気が出たということは、一つの新しい政治の流れをつくるきっかけだと。結果よりもまずきっかけをつくることが大事だというふうに思っておりますので、外務省の問題で国会で今大変な問題がありましたけれども、さらに構造改革という、あるいは行政改革という古い体質からの新しい脱却を小泉さんに期待しているわけであります。かといって、小泉さんがだめならば次の人はだれができるんだということになると、これはほとんどわからないという世界になるかなというふうに思っているわけであります。  そういう意味では、政治改革は国会だけじゃなしに、地方の議会でもやはり政治改革、あるいは議員の改革をしていくことが私は急務ではないかな、そのように思っております。私も議員を20年させていただきましたけれども、いろんな問題を指摘し、また自分もいろんな市民からも指摘を受けてまいりました。そして日々努力していると自分では思っているんですが、またいろんなことをお気づきになったら、また指摘をいただきたいというふうに思っております。  まず、今回、府市協調ということで、先日も答弁があったようでありますけれども、府市協調というのは、京都府が変わらないから府市協調、あるいは国とのパイプ役も、国が変わらないからパイプ役という言葉が通じるのでありまして、国は一時、自民党が内閣から出たときがありましたね。政権から離脱したときがありました。そのときは国との太いパイプ役になったのかなと、こういうふうに考えます。それから、長野なんかは保守王国と言われておりますけれども、田中知事は反自民党という形であります。そういいますと京都はどうなるのか。今の人が強いかなあ、あるいは今の人が、今度荒巻知事がかわりますので、その後継者が強いという予測がありますけれども、仮に交代したときにどうするのか、できなかったらどうなるのか、これでも府市協調なのかということがやっぱり言えてくると思います。だから、府市協調という言葉の使い方というのは非常に難しいと私は思っているわけであります。  そして、府市協調ということは大西さんのときも言いましたね。それから今道さんのときも、島さんのときも皆府市協調だと言っておられるんですが、経済が右上がりのとき、あるいは財政が豊かなときは府市協調で、いろんな予算を京都府から取りたいという形でそれぞれ努力していたんです。だけど、京都府が城陽市以上に厳しいという今のこの時代に、城陽市さん我慢してほしいと言われたら、府市協調は、我慢するのが府市協調ではないかなという、そういう理解の仕方もできるのではないかな。いや、京都府さん、ちょっとそれは違いますよとけんかするのが府市協調なのか、いや、納得するのが府市協調なのか、そのあたりが大きな私は疑問点だというふうに思っておりますので、市長のお考えをお聞かせいただきたい、このように思っているわけです。  それから、北海道の件でありますけれども、選挙で票が取れなかったら、あんたとこは次の予算をやらないよ、票が少ないからやらないよ、これも一つの政治の世界かと思うんですけれども、ですけども、言ってみたら私たちの自民党の票も、あるいは荒巻体制のときだったとき、あるいは林田体制のときの票も各市町村から比べれば、城陽あるいは宇治というのは北部に比べたら非常に票が少ない。出ない。非常に苦しんでいるわけです、選挙では。そういうところがよそよりもようけ予算を獲得するのは難しいという形の表現にもなってくるというふうに思いますね。ですから、そのあたりも含めてお考えいただきたいと思いますので、この件からまずお願いしたいと思います。  それから、まちづくりの中に、環境を生かした秩序あるまちづくりの推進というのが最初の方に書かれているわけです。城陽市がいろんな都市計画あるいはまちづくりを出してきています。プランもいろんなプランが一つの土地の中にもあろうかと思います。決定する前のプランもあろうかと。決定したものはプランじゃなしに、もう実行していかなければならない。  今、文化パルクの東側にちょっと新しい鉄筋コンクリートの家が建とうとしているわけです。あそこは調整区域でありまして、第二名神の関係でいきますと緩衝地帯、バッファゾーンという形で、できるだけ農地として残したいというのがメインであったというふうに思うんですけども、だけど、一部のプランの中には商業地域にしてはどうかというプランもあることもわかっているわけですけども、現実に調整区域にああいう建物が建つのはどうかということで考えますと、農家住宅、あるいは公共道路の取り込みなんかで移転という形のものが、今、2軒建っているわけであります。それに新たにあの形で建つのが非常に疑問に思いまして、農業委員会、あるいは宇治土木事務所等に行ってまいりました。大変苦虫を殺したような顔をされる。大変向こうも立場上しんどいなあ。農転というのは、駐車場にするときには、農家の実情なんかを知り尽くした上で認めましょう。だけど、それ以外には使っては困りますよという条件が皆つくわけです。だけど、今回建っているのは、駐車場がそのうち農家住宅に変わっちゃった。その農家住宅も城陽市の市民の農家住宅じゃなしに、京田辺の宮津のほうの、つまり精華町との際目の人の農家住宅に変わった、そんな形で、よそから来て、城陽市の調整区域を農家住宅でどんどんどんどん建てられて虫食い。城陽市の人は一生懸命我慢しているのに、よそから来て虫食い状態で建っていっていいのかなあということと、それから、聞きますと、宇治の土木事務所は、ちょっと待ってください、これはだめですよと言ったんですが、田辺の土木事務所が強引なことであったと。だけど、最終的には現実を見守っているだけで建築確認はおりたということでありますけれども、行政としてこういうのを見過ごしていいのか、ただ指をくわえて見ていていいのかどうかということをお聞きしたいなというふうに思っているんですけれども。  そういうことを考えている中で、今回の質問の中で水度参道の質問が大変多くございました。水度神社の参道を守りたい、あるいはこの御神木を守りたいという声は多くの市民から寄せられておりますし、議員の関心も非常に多うございまして、私もおみこしの協力をずっとしてきましたので、そのことはずっと前から思っていたわけであります。  そこで、以前から言われておりましたのが、神社の参道に面した住宅で、建ぺい率で、どうも建ぺい率違反の家があるのではないかなと言われておりました。建ぺい率の話というのは私は専門的じゃなかったので少し調べてみましたら、建ぺい率、容積率というのは、現状の土地を、借地であろうと自分の土地であろうと、ある程度の要件を満たしていれば申請書類はパスするということでありました。つまり、借地も入っていれば、その地主との契約が十分交わせられているという条件でされているというふうにありました。調べてみますと、どうも神社の敷地が入っているように思います。ということで、総代さんから資料をもらいまして見てみますと、水度坂39番地ですか、ここは課税台帳では公衆道路となっておりまして、都市計画、あるいは固定資産税はゼロということでありました。  おかしいなと思ったのは、田圃でも、駐車場になれば固定資産税は上がりますね。だけど、この水度神社の参道を公衆道路という、緑地帯が公衆道路になっているんですけれども、駐車場になっているけども、課税では全然上がってこないということは固定資産税を取られていない。これは城陽市のミスなのかなあというところも出てきたので、僕は今回、城陽市はそんなに悪くないなあと思っていたんですけれども、城陽市のミスも出てきたわけでありまして、このあたりもどうなのかということをこれからの課題として、ただ、余りにも広いところに車がポン、ポンととまるのに全部課税されるのがいいのか、あるいは分筆して課税されるのがいいのか、あるいは現実に何台という部分で課税されるのがいいのか、いろんな問題がこれからまた出てきたなというふうに思っているわけであります。  もとに戻りますけれども、この店舗つき住宅でありますけれども、なぜ神社の敷地が取り込まれているのか。これは取り込むということは建ぺい率に入れる、容積率に入れるというのは、そこに建物を建ててもいいということもあり得るわけですね。それが前提である。だけど、駐車場に残しておくからいいんだという判断ではないというふうに思います。昨日宮司さんとお話しいたしまして、私は知りませんと言う。私は2年前に土木事務所に行ったときには宮さんとの契約書みたいなものを見たような記憶があるんですけれども、それは控えなかったんです。今回は建築計画の概要書をちょっと見せてもらいました。これはコピーはできないということで控えてきましたけれども、どうも土地の状態がわかりにくいということで登記簿の関係とかを調べましたら、神社敷地を除くと、どうしても建ぺい率をオーバーしてしまう。ここは建ぺい率は80%、容積率は200%、高度第4種ということで出ております。申請による建築物は高さが9.994メートル、地上3階、木造一部RC、敷地面積が209.92平米、建築面積が申請部分が113.83平米、申請以外の部分ゼロということは新築ということです。それから延べ面積が260.74平米と出ているわけです。そのあたりで、一体こういうことが許されるのかどうかということで宇治の土木事務所と確認しますと、土木事務所が全部民・民の問題チェックすると許可が1年、2年おくれて、全部それをチェックしていかんならんと。民・民の争いまで、わからんところまで調べていかんならんからということであります。私は、これからの水度参道の取り組みの中で緑地を残し、保全し、あるいは城陽市が管理委託をしていけばいいというところの中にまた歯抜けのこういう使えない土地が出てきてしまっても、またこれややこしいなあと、こういうふうに思いますので、市のご見解というても述べにくいところがあろうかと思いますので、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。  それでは、次に入ります。女性問題であります。  市長は、女性職員の登用という形で最初に述べられましたけれども、こうして見ますと、男性ばかりですね。管理職が男性ばかりで、きのう見ていましたら速記まで男性やったんですけど、きょうは女性でちょっとイメージが違うんですけれども、女性職員の登用と言いながら、これは歴代なんでしょうけども、こちらに女性が座ることというのはほとんどないわけです。管理職がどれぐらい今いるのかということになってきますと、幼稚園、保育園の保母さんが入ってくる。これはちょっと除いて考えてみたいなと思うんです。一般事務職員に女性はたくさんいます。今、比率はどうなっているのか。  もう1つは、職員同士結婚されているのがたくさんおられまして、いまだに勤務されている方がおります。男性優位で私は来ているんだなあと思っているんです。お母さん、奥さんが上で、ご主人が主事というのがたまにおられるんですけれども。絶対数は私はご主人、ご主人という言葉がどうか知りませんけど、夫が上になっているわけですね、職責では。そのあたりをどれぐらいの比率になっているのかね。女性問題と言いながら、役所がよそには女性問題と一生懸命言っておられるんだけど、みずからはどういうふうな形でされているのか。今後どうされるのか。また、第二助役か、次の人が第一助役か知りませんよ。それから教育長もまだ決まっていませんけれども、これは女性を入れるのかどうかも含めてお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。これは4月から入れとか、そんなことは何も私は言っていませんからね。そういう考えのもとで人選されるのか、選考されるのか。だけど、急に女性を部長にしようとしても、次長クラスの女性が非常にいないということで、少ないということで急に部長にはできないんですけども、やはり人事考課というものがあって、もっと人の仕事の熱とか仕事量、あるいは仕事の情熱とか、そういうものをチェックされて、もっと女性を登用されるということが男女雇用均等社会に向けての役所の仕事ではないかなと、このように思うんです。私は城陽市のさんさんプランは余り賛成していません。ふだんはさんざんプランと言っております。なぜかというと、そういうところに原因があるのではないかなというふうに思いますので、よろしくご答弁をお願いしたいと思います。  それから、もう1つは環境問題の中で、以前に食用油のことを、大分前ですが、言いました。城陽市の公用車に使ってはどうかということを言ったんですけど、ディーゼル車が城陽市の場合なかったということでそのままにしておりましたけれども、今、ハイブリッド・カーが各社から、エコ・カーと言われたり、いろんな名前で言われておりますけど、出てきましたね。少しは割高になりますけれども、やはり行政から先に踏み込んでそういう車を採用していくというか、更新時期が各車が来ると思うんです。ただ、全部の車種をこのハイブリッド・カーやエコ・カーでそろえることは難しいかもしれませんけれども、使える車種があれば、そういう車を導入することが必要ではないか。これがISO14001ですか、この認証を受けるための作業の一つのPRになるのではないかなと、このように思いますので、そのお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。  これで第1質問を終わります。以上です。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  それでは、本城議員の方のご質問に私の方からまずお答えをいたしたいと思います。  まず、1点目の府市協調についてのご質問がございました。平成12年の4月から地方分権推進法が施行されて、我が国はいよいよ地方分権の新しい時代への第一歩を踏み出すことになったわけでございます。こういった社会の流れにおきまして、組織の違いはありましても、城陽市と京都府が、城陽市を含めました京都の発展という共通の目標を持ちまして、府市協調の姿を築いていく、この必要があるのではないかなあと、このように思っているわけでございます。当然のことでございますが、城陽市民は同時に京都府民でもあるわけでございます。まずは府、市といった行政の枠組みにとらわれることなく、市民の暮らしとまちの発展にとって何が必要かを考え、連携する中で、しっかりと役割分担を行いまして、市民の皆さん方にとりまして便利でわかりやすい、かつ効率的で互いの施策が相剰効果を発揮するような、そして上下関係でなく対等と共同の関係を目指していく、このようなことが府市協調であるというふうに考えているところでございます。  それから次に、私の方からはもう1点、女性職員の登用についてのお問いかけがございました。女性職員の政策決定過程への参画の推進は男女共同参画社会の実現の基盤をなすものと、このように考えているわけでございます。私もそのため女性職員の登用については積極的に行ってまいりたいと常々申し述べてきたわけでございますので、こういった認識のもとに、女性職員について積極的に登用していきたい、このように思っているところでございます。  そこで、ご質問の中に共働きですか、そういったくだりもあったんですけれども、これは夫婦であろうと何であろうと、職員は一人一人として評価をするものでございますので、だんなが上やとか、奥さんが上やとか、そんな関係じゃございませんので、そういった評価はしておりませんので、今後におきましても、今お答えいたしましたとおり、女性職員の登用については意を用いていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○梅原一六議長  狩野都市整備部長。 ○狩野雅史都市整備部長  それでは、私の方から2軒の建築に関しましてご答弁させていただきたいと思います。  まず、文化パルク城陽の東側の建築物の件でございます。ご質問にありました文化パルク城陽東側につきましては、都市計画区域区分上、市街化調整区域になっております。基本的には市街化が抑制される地域でありますが、都市計画法第29条第2号や第3号による除外規定がございまして、農家の業務を営む者の居住の用に供するものや医療施設の建物は可能となっております。既に幾つかの建物が存在しております。  ご指摘の現在建築中の建築物につきましては、申請人が市外農家であったため、特に建築確認を行うに当たりまして、都市計画法上の農家用住宅の要件を満たすかどうかという点を特に京都府宇治土木事務所に慎重に検討願ったところでございます。結果として、申請者が居住する市、すなわち京田辺市の農業委員会への照会や申請者への事情聴取を踏まえ、宇治土木事務所は、農地と新居住地が近隣している等の理由により、都市計画法上の農家用住宅と判断されました。  市といたしましては、市街化調整区域内の農家用住宅を乱開発とは考えておりませんが、現行市外農家への適用につきましては、京都府に対して慎重な対応を望んできているところでございます。  それと、水度参道の建築物の関係でございますが、建築基準法に基づきます確認制度では、申請された敷地の境界や規模等は正確であるということが前提でございます。その上で計画建築物の用途、高さ、容積率等をチェックいたします。なお、敷地にかかる借地等、私法上の権利関係につきましては関与しないこととされております。  ご承知のとおり、城陽市域での確認業務は宇治土木事務所や、現在では確認検査機構も行っており、当該事案に係る建築確認は特段の問題もなく確認されております。  市といたしましては、京都府建築主事の確認に先行する確認事前協議をさせていただいておりますが、申請内容が市の施設やまちづくりの諸計画に適合しているかどうかチェックしており、市内部の必要手続の指導を行っているところでございます。  本件の敷地につきましては、参道にある市道216号線に接しており、市道区域にかかってないということで確認しております。よって、特段の問題はないという判断をさせていただいております。何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  ハイブリッド・カーの導入に対するご答弁をさせていただきたいと思います。  国等の環境物品等の調達に関する法律、いわゆるグリーン購入法というのがございます。この中で、地方公共団体におきましては環境物品等の調達の推進に努めるということで、努力規定がうたわれているところでございます。これを受けまして、環境省の総合環境政策局よりも積極的に低公害車の導入を促進するよう依頼も参っております。  国の物品等の調達に関する基本方針の中では、特に普通自動車、小型自動車、軽自動車を対象に、低公害車の判断基準といたしましては、先ほど本城議員さんがおっしゃいましたハイブリッドの自動車以外にも、電気自動車、天燃ガス自動車、メタノール自動車、そういったものが位置づけされているところでございます。そういった意味で、先ほど若干割高ということで、我々もそういったことで見ていますとそういったことがございますけれども、低公害車の導入については、やはりこれは検討していく課題というふうに考えておりまして、そういった辺を踏まえて検討していきたいというふうに思っております。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  答弁漏れがございましたので、追加してお答えいたしたいと思います。  女性職員の登用のくだりでございますが、管理職の比率、これは全管理職に対して女性管理職の占める割合、園長を入れますと16.3%でございます。園長を除きますと6.5%の管理職比率でございます。  それからもう1点、助役、教育長、これは男性か女性かというお問いかけがございました。女性とか男性とかいったことでいろいろと選択じゃなしに、いろいろどういう方というふうに考えている段階でございますので結果としてどうなるかわかりませんけども、今の段階で、じゃ男に決めた、女に決めたといった考え方はございませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○梅原一六議長  本城議員。 ○本城隆志議員  女性問題からもう一度聞いてまいりたいと思います。  園長を除けば6%ちょっとですね。非常に女性の管理職の登用が少ないということが見えてきました。長いこと役所でうろちょろしていますと、女性でもしっかりした仕事ができる人をたくさん見ております。それから議会でも、職員の人事考課の問題や、あるいは服務の状態を見て、相当管理職に対する批判もきつく与党からも言われているぐらいでしょう。そういうところをしっかりと見て女性の登用というものをしていかな。ただ、本人が拒否される場合が出てこようというのはちょっと残念なところもあったようには聞いております。だけど、そのあたりをもっと踏み越えてやっていくことが大事ではないかな。外向けには女性の登用とか、あるいは雇用機会均等や、女性にも働く場とか言っている以上は、やはりうちの職員には、あんたなりいなと、頑張りいなとお願いすることが大事ではないかなというふうに思いますね。  それから、先ほど夫婦間の問題と、こう言いましたけど、やはり絶対的に夫の方が上位にランクされていることは確かです。家庭へ帰ったら、雑談で私ら聞いていますと、皆うちの家内に尻に敷かれているのやと、こういう言い方をされる。これは夫婦の仲のよい一つのあらわれかとは思うんですけども、そうだろうなあという、見たらすぐわかるような状態があるわけです。そのあたりはしっかりしていかなければいけないというふうに思いますので、女性問題を根本的に変えていくのはまず役所からということであります。  それから、三役の登用とかいう部分ですけれども、今のところは私も白紙だろうと思っているんですけど、やはり腹の中に、頭の中にやっぱり女性を登用しようという気持ちがあればまた新しい人選もできようかというふうに思いますので、それはしっかりと要望しておきますので、お願いいたします。  それから、公用車の方ですけれども、更新時期に来ている車が各14年度からどれぐらいあるのかも一度ちょっと言っていただきたいなと思うんですね。ただ単に考えていますだけでは、また10年たってもまだ考えがまとまっていませんということになろうかと思うんです。ですからそのあたり、いつから入れるというぐらいの明言があってもいいと思うんですけど、その前に、それなら14年度は何台更新するのか、その更新の車はどういうふうに考えているのかね。それもバンタイプなのか、普通のセダンなのか、あるいはトラックなのか、そのあたりを教えてもらわないといけないかなというふうに思います。  それから、文化パルクの前ですけども、簡単に言えばそういうことなのかもしれませんけど、京都府の土木事務所の技術次長さんとお話しいたしましても、次長は相当やっぱり残念な表現をされておりました。ただ淡々と単にお答えするような問題じゃない。向こうはそれをしっかり真剣に受けとめて言ってきているわけですよ。京都府は真剣なんやけど、城陽市は淡々とお答えいただけるような内容かな。  これね、私は文パルの前でなかったら気がつかなかったと思う。城陽市民だけに限らず、外からこれから観光協会をつくってどんどん受け入れていこうと、人を城陽市に呼ぼうという施策をやっていく前で、一番目立つところでしょう。城陽市の顔的な存在の場所でしょう。これがやはり虫食い状態でいろんな家が建っていくのがいいのかどうか非常に私は関心を持っておりますし、それに対して危機感を都市整備が、あるいは市長が持ってもらわないといけないかなというふうに思います。  去年の2月に、うちに犬が来まして、遠いところは東富野の方まで歩き、西の方から北の方は流れ橋、百円橋まで回って散歩したり、あるいは北城陽中学校のあたりからずっと回ったりしているんです。いろんなところを見さしてもらって、本当に、あっ、ここは城陽市でもいいなあと思うところと、いや、ここはこう直したらいいなということが、ゆっくり歩くことによってよくわかるんですね。そういう中で、文パルの前がやっぱり一番これから城陽市がPRするところだろう。農地といってもどこまでも農地じゃないですから、何かちょっと塀に囲まれた農地ばっかりみたいな感じがしますので、農業を守ろうという、あるいはそういう地元の産品を地元で売りたいという、そういう声もあるのに、何か農業をやっていたら隣で洗濯物を干してあるのが見えるというような、そういう農業ばっかりやったら、ちょっとほんまに農家も農業したいという思いに駆られないと思います。だから、そういう意味では、調整区域はしっかり守るんだという、そういう気持ちで対応してほしいし、こういうときの答弁でも真実味ある、あるいは困ったという顔をするぐらいの気持ちで答弁いただいたら私はこれからそういう対応ができると思いますので、そのことはよろしくお願いしたいと思います。  それから水度参道ですね。これは店舗つき住宅ということで出ておりまして、民・民の問題というのは承知しながら今回聞いているわけです。ただ、参道のあり方というのはみんな関心を持っている。これが水度参道のこれからのあり方に阻害するような条件を満たしていると私は考えたわけです。それは私だけじゃなしに、向こうの地域からも、この建物はおかしいやないかという声も出てきているわけです。  水度参道には緑地帯と、それから公道という形で市道が走っているわけです。市道の部分は島市長のときに永代の貸与をされているわけですね、貸しという形で。あとのところを残されたことがよかったのか悪かったのか。残したために神社が木の管理をしないかん、そのお金が大変かかるということで。で、不法駐車もある。宮司さんにきのう聞きますと、不法駐車があるためにフェンスをすると、今度は怒鳴り込まれたと。子どもがフェンスにひっかかってけがするやないか、抜けと言われて仕方なく抜いたり、あるいは不法駐車しているお宅へ行って総代がお願いしたら、背負い投げで投げられたと。宇治署に言うたら、宇治署は、けがしてないから、そんでいいんじゃないですか、けがしたら告発してください。警察もそんなときがあったのかなあと思っていたんですけれども。兵庫県警がまたおかしなことをしましたけれども。きのうの事件ですね。きのうのことでテレビで出していましたけども。だから、そういうことがあって駐車場という形で持ってきたということが、そういう歴史があったみたいです。  だけど、これからそういう車のとめ方がどうのこうの、それから、まだ駐車場と決めてないところにも通行用にとめたり、だから、人が歩くだけの土を踏み固める以上に、車の輪っかの重みがあの根元に相当かかるということがあるわけですね。だから、そういう問題も含めてどうするのやということは、これから市と神社がやっぱり一緒になってこの城陽市の緑を守っていこうという論議をしていかないかんのに、この土地の言うてみたら駐車場の管理をしている方が、自分とこの前の、店の前の駐車場をそのまま取り込んだと。建ぺい率、容積率。つまり家を建ててもいいということですよ、これ。だけど、建てへんからいいんじゃないかなという形で逃げてもらっては困るなあと思います。宮司は、そのことは私はそういうことで判を押した記憶はない。もしそういうことで判を押すんなら総代会に諮っている。総代会の資料を見ますと、そういうことは一切、一つ一つの通路に対する会議の件は載ってありますけれども、そのことは載ってない。これはね、本当に私はこれ、どなたかと言いたいぐらいですけれども、道義的な責任は相当あると思うんですね。以前にもいろいろありましたからね。砂防林ですか、これも原状に戻したこともありました。商取引もありました。やはりこういうことをもっと市民がきつい目で見ていかないかん。ただ、行政がそれをただ見ているだけという難しい部分の法律的な解釈はあることは確かです。ですから、そのこともわからないで水度参道のことはどうするのやということで、初めは私も簡単に考えておりました。それと、まだ境界明示が十分できていないという部分もあろうかということもあります。だけど、市民の目がそこに集中しているわけです。  ことしの文化協会の城文協にちょっとコラムで書きましたけれども、昭和47年、城陽の市制がしかれたときに京都新聞に、水度神社の下の川ですね。あそこでイノシシに突かれてけがをしたという記事が載っていましてね。そのとき私は高校3年生で、学校で、城陽は田舎やなと笑われたことがある。いや、そんなことないちゅうて言うてたんですけども、今になったら、都会の部分というのは若いときはあこがれるんですけれども、田舎っていいなあという思いがある。田舎の部分、あるいは里山や、そして木が残っているところをできるだけ開かれた街の中でも残したい、これは私だけの思いじゃないんです。  去年の夏前ですか、演習場の方をちょっと見に行きましたときに、あちらの方にはイノシシがまだいるわけですね。それから青谷の方にもイノシシがいます。だから結構、兵庫県でも、あるいは六甲山でもイノシシがたくさんいるわけなんですけれども、城陽にもイノシシはいますし、つい先日も観音堂の国道でキツネがひかれまして、そのキツネの遺体というか、その遺体がこの市役所の中にも持ち込まれまして、皆さん見られたと思うんです。そういう意味では、そういう自然とか、あるいは環境をどうやって残そうかというところで、やはりそれに刃向かう人がおるようでは困るなあと私は思うんです。逆行している。その今回この家を建てた人は建築業を営みとしているわけでしょう。だから、土地の使い方というのは十分知っていてこれをやられたと。非常に残念に思うわけです。そういう意味で、これからの水度参道の扱い、あるいはほかの神社の扱いですね。こういうところ。神社というのはなかなか宗教法人ですから行政の手伝いはしにくい、あるいは入っていきにくい部分はあるんですけれども、だけど、それは里山や城陽市内の環境として、森として十分残ってくれているありがたみをやっぱり我々はどこかで支援していく。こういう態度が市役所の中に必要でありますので、答弁としてはそれまでということは私はわかっていながら、答弁の表情が非常に淡々として、どうでもいいんや、そんなことはという思いを質問者に投げかけるような答弁でありますので、それは今後注意していただきたいというふうに思います。この問題はそれ以上踏み込んで答弁できないと思いますので、それでよしとしたいと思います。ただ、これも政治改革の1つだということで私は発言させていただきました。  女性問題の登用とか、あるいは職員の服務規律の問題とかいろんな問題を指摘しましたけれども、特に今回、女性職員をどう登用するか、これを大きな課題として見詰めていきたいと思いますので、もう一度答弁をお願いいたします。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  女性職員登用に関しまして再質問があったわけでございます。先ほどもお答えをいたしたわけでございます。男とか女とかといったレベルでなしに、まさに男女共同参画社会でございますので、そういった中で、今後におきましても女性職員の積極的な登用を図ってまいりますので、しばらくお時間をいただきたいというふうに思っております。 ○梅原一六議長  坂上総務部長。 ○坂上馨総務部長  低公害車に対します第2質問にお答えしたいと思います。  先ほど、市役所の車の台数でございますけれども、この本庁舎といいますか、教育委員会を含めまして57台ございます。外部職は消防とかございますので、これは外しまして、本庁で57台ございます。大体10年ぐらいで更新をしておりまして、おおむね大体年間五、六台が更新になる予定になっています。今回、14年度の予算につきましては、この14年度予算の中では低公害車の金額で予算を計上している部分はございません。ただ、こういった国からのそういった要請もございますので、我々としては、今現在利用している車がそういった低公害車に切りかえた場合に、それぞれ役割がございますので、そういった役割の中でどの車がどういった形で利用できていくのかというのがございますので、まずそういったところから整理をして、導入できるものをまず整理していきたいと。そういったことを決めまして導入について向かっていきたいというふうに思っております。  ただ、先ほども言いましたように、財政状況が非常に厳しゅうございます。そういった意味で、そういったことと環境をやはり重視していくということがございますので、そういった点を踏まえて努力していきたいというふうに思っております。 ○梅原一六議長  橋本市長。 ○橋本昭男市長  先ほどの答弁で、しばらくという意味が誤解されるといけませんので、再度お答えさせていただきます。  私どもは4月が定期異動の時期でございます。そういった折に意を用いていきたいというふうに思っております。 ○梅原一六議長  本城議員。 ○本城隆志議員  それなりの答えも出てきたみたいですけれども、それは見てみないとわからないので、今ここでそれ以上のことは言いませんけれども、期待はしておりますので、よろしくお願いします。  ただ問題は、世間で言いますと、一杯飲みよるやつやからええわとか、ごますったやつやからええわとか、そういう俗語的な表現のないような形で、しっかり職員を見ていただきたいなというふうに思います。それだけはしっかりお願いしたいと思います。  それから府市協調の問題。先ほどセコンドを打つのを忘れましたけれども、京都府が苦しんだときにどうするのやと。一緒になって苦しんでやるのが府市協調か。僕はそう思いますけどね。だけど、本当にそれで市民が納得するのかと言いますと、そうでもないのが現実なんですよね。ですから、京都府がどうなっても府市協調でやっていきますと言いますと、きょうの地方紙を見ますと、名前を出しますけど、山田候補になろうという人ですか、山田さんというのが出られます。その人を応援しましょうというような書き方をされたら、それが市長の答弁をそのまま書かれているかどうか私は知りませんよ、名前まで出されたかどうか、私は。荒巻さんの後継という形で言われただけで、名前までは出されていないのやけども、新聞には、地方紙には書いてありましたのでこれは申し上げますけれども、ですから、どちらになってもやるかどうかの問題も含めてやっぱりそれは政治判断はじっくりしていかないと、あんまり先走って市長が走るわけにいかないという部分もあろうかと思います。ただ、かというて、どっちもつかずというのも、またこれも大変だというのは私も政治の世界をよくわかっておりますので。ですけど、そういう意味では府市協調、あるいは国との協調とか、難しい問題が出てくる。ほんなら、小泉政権を支えるんなら、高速道路を全部凍結、わかりましたと答えてない部分がやっぱりあるわけですよ。だから、府市協調であってもやっぱりお互いに探り合いもあるでしょうけども、十分な論議を尽くせる、あるいはこれは京都府さんが何ぼおっしゃっても聞けませんというぐらいのことをやっぱりやっていかないと地方分権というのは成り立たないというふうに思います。ですから、ただ単に府市協調という言葉遣いというのは、私は、選挙の中のビラの中にもあったんですけども、ちょっと大西さんの時代を4年間見ていまして、あるいは今道さんの時代を見ていまして、ちょっと府市協調という言葉がもう時代的に古いのではないかなあというふうに思います。そういう意味で、また新しい造語とか言葉を考えていただきたいなというふうに思いますし、私も考えついたら、また申し上げたいというふうに思います。
     それから都市計画。いろんな問題があろうかと思うんですけども、やはりいろんな人がいろんな人を通じて言ってくると思うんですね。今、国会で問題になっているのは、そのことが大きな問題じゃないかなと思うんですね。何々ハウスという言葉で。どこが違法で、違法でないかというのは、国会でも、あるいは国会の予算委員会でも判断がつきにくい部分がたくさんあったろうと思うんです。ここでもこういう話はなかなかつきにくい。これは世間が判断してくれる問題でもあろうかと思うんですけれども、やっぱりそういうことを私たちが啓発していくことが、また地域がそういうバランスをとって行政に対する支援とか、あるいは協力のいろんな部分での橋渡しをしてくれると思いますので、そういうことで今回質問させていただきました。どうもありがとうございました。  以上です。      ─────────────────────── ○梅原一六議長  お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、明日3月8日午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○梅原一六議長  ご異議なしと認めます。よって3月8日午前10時から本会議を開き、一般質問を行いますので、ご参集願います。  本日はこれをもって延会いたします。ご苦労さんでございました。         午後4時05分     延 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                城陽市議会議長 梅 原 一 六                会議録署名議員 若 山 憲 子                   同    矢 口 雅 章...